犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ブラジル便り~停電

2009-08-06 00:37:18 | その他諸国便り
 屋上でのシュラスコパーティーが終わり,深夜にホテルに帰りました。

 エレベーターを上がって,部屋に入ると真っ暗です。スイッチを入れても電灯がつかない。もう一度エレベーターを下って,フロントに苦情を伝える。すると,

「いま停電だ」

というようなことを言っているらしい。

(停電じゃ仕方がないか)

部屋に戻り,酔っぱらっていたこともあって,真っ暗な中で服を脱ぎ散らかしてベッドに倒れこみました。

 翌日,まだ時差ぼけから脱していないので5時前に目を覚ましてみると,停電は復旧していました。二日酔いながら,冷静な頭で考えてみると,

(停電にしてはエレベーターは動いていたし,フロントや廊下は明るかったよなあ)

 不思議に思って,同行の出張者に聞けば,このホテルには「自家発電装置」があるとのことです。

 ブラジルでは頻繁に停電が起こります。今回の二週間の出張でも,この日以降,2回の停電を経験しました。一回は業務時間中で,その瞬間,パソコンを使っていた多くの社員から,呪いの叫びが起こりました。

 前回も今回も,天気はずっと不順で,激しい雷雨に見舞われることも。私が「雨男」なんじゃないかと言われました。停電も,たぶん落雷のせいなのでしょう。

 ブラジルで駐在員がマンションを選ぶとき,重要なのが「自家発電設備」の有無。これがないマンションで高層階に住んでいる場合は,いざ停電が起こったとき足腰を鍛えることができちゃったりします。

 韓国でも,10年以上前にはよく停電が起きました。私が住んだことのあるマンションは2階,7階,8階で,歩いてもさほど苦にならないところばかりだったのが幸いでした。ただ,帰任直前の数年は,停電の記憶がないので,電力事情も改善されていたのかもしれません。

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