急にインドネシア料理が食べたくなりました。
御堂筋線の中津にバグースというインドネシア料理のレストランがあり、何回かいったことがありますが、ネットで探してみると、同じ沿線にバリ料理の店があることが判明。行ってみることにしました。
東三国駅から徒歩10分ほど、住宅街にあるその店はハッピー・バリ。店に入ると、銅鑼の音が迎えてくれます。インドネシアの(またはバリの)伝統的な楽器なのでしょう。
店は結構賑わっていて、奥まった4人席に通されました。一段高いところにあって、靴を脱いで上がります。
店内の装飾は凝っていて、おそらくはヒンズー教の神々をあしらった彫像や絵画が飾ってあります。
ムスリムの多いインドネシアにあって、バリ島はヒンズー教なのですね。なので、豚肉のタブーはなく、その代り聖なる動物である牛は食べない。でも、メニューには牛肉料理もありました。日本人向けに作ったメニューなのか、バリ島のヒンズー教は「ゆるい」のか。
サテ(串焼き)盛り合わせにビンタンビールを注文。ビールがなくなったら、ヤシの実のお酒、アラックを頼みます。
サービングの女性も当然、インドネシア人。
「いつもこんなに混んでるの?」
「いえ、今日は看護学校の生徒さんの送別会だそうです」
日本で看護師の資格をとろうとするインドネシア人が多いという話は前から聞いていました。ただ、看護師の資格試験は日本語で、語学力の壁が高くて、結局資格をとれずに帰国する人も多いらしい。さらに、資格を取っても、日本側の受け入れ体制があまり整っていないので、合格者の中にも帰国者が多いんだとか。
高齢化がますます進み、看護師や介護士の不足が確実に予測される中、外国人看護師、介護士の積極採用は不可欠と思いますが、制度のほうがまだついていっていないようです。
肝心のインドネシア料理ですが、タイ料理やインド料理に比べると、マイルドというかスパイシーさが足りなくて、個人的にはいまいちですが、ヤシの実酒のアラックは、ほのかな甘みと独特の香りで秀逸。ミャンマー料理は大阪に皆無ですが、インドネシア料理はけっこうあるので、食べ歩いてみようかと思っています。
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バリ料理は到底インドネシア料理とはいえません。
その店は両方扱っているのかもしれませんが。
私が食べたのは普通のインドネシア料理かもしれません。
こんど、バリ固有のメニューを注文してみます。