写真:蝉を使った料理(AFP聯合)
韓国中央日報に、こんな記事がありました。(リンク)もともとはニューヨークタイムズの記事のようです。
米国で「1兆匹のセミの大群」出現予告…NYシェフは「セミキムチ」公開
8日(現地時間)、米国日刊紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「食用昆虫好きにとってセミは木にいる騒々しいロブスターだ」というタイトルの記事で、セミを使ったレシピとこれを開発するシェフにスポットライトを当てた。
まず数年間昆虫料理を開発してきたニューヨークのシェフ、ジョセフ・ユン氏の「セミキムチ」が紹介された。韓国系米国人のユン氏はセミをまるごと調味料(ヤンニョム)と混ぜ合わせて、発酵液が徐々にセミの皮の中に染み込むようにする方法でキムチを作る。
スペイン式トルティーヤにセミを炒めた後タマネギとジャガイモを入れて作った料理、中身をセミで詰めたパスタを使ったチーズキャセロールもユン氏の料理だ。
今後6週間のうちに米国中西部と南東部に1兆匹ほどのセミが大発生するという予告にユン氏は「本当に素晴らしい時間」と話した。あわせてセミは「ロブスターや海老のようなもの」としながら「私はぜひともセミを一つの食材と捉えたい」と話した。
実際セミはロブスターと非常に密接な関連がある昆虫で、米食品医薬品局(FDA)は甲殻類アレルギーがある場合、セミを食べないように勧告したとNYTは伝えた。
バッタやアリなど昆虫を利用して料理するシカゴのシェフ、アンドリュー・ジャック氏も食材としてセミの可能性に注目している。
ジャック氏は、セミがタンパク質はもちろん、脂肪や炭水化物など他の栄養分も均一に含有されていると強調した。
今回のセミの大群の出現を新鮮で高品質のセミを確保する機会として、セミをすりつぶした後に塩を入れて発酵させた料理を試みる計画だ。
科学者はセミが殺虫剤など化学物質に汚染された土壌で育っていない場合には安全に食べることができると話す。米国で昆虫摂取は衝撃的なこととみなされているが、全世界の約20億人の人口はすでに昆虫を一般的な食物として食べてきたとNYTは説明した。
一方、現地外信は今年夏までに周期性のセミ2種が同時に地上に出てきて活動することが予想されると伝えた。コネチカット大学の昆虫学者ジョン・クーリー氏は今回現れる現象をセミとアルマゲドンを合わせた「セミゲドン」と呼んで全体個体数が最大1000兆匹に達すると予測した。
数年前、やはりアメリカで、地中で17年間暮らした後に羽化する「17年ゼミ」の大発生が伝えられたことがありますが、今回の「周期性のセミ2種」は、それと同じか違うのか、記事では明らかではありません。
「全世界の約20億人の人口はすでに昆虫を一般的な食物として食べてきた」
この20億人のなかには、韓国の5千万人も含まれます。
蚕のさなぎである「ポンテギ」(リンク)韓国の国民食ともいえる間食(カンシク=おやつ)です。
こうした食文化があるので、韓国系米国人のジョセフ・ユン氏も「蝉キムチ」を思いついたんでしょう。
ミャンマーにも同じような料理があり(リンク)、中国はサソリ(リンク)が有名。
タイでは、バッタ(リンク)、赤アリの卵(リンク)、タガメ(リンク)を食べました。
メキシコのお土産で、砂漠バッタを粉末にした「塩」をもらったこともあります。
あるフランス人は、コオロギの商品化を考えていました(リンク)。
今後、未開拓の食材として、各種の昆虫が注目される可能性がありますね。
韓国中央日報に、こんな記事がありました。(リンク)もともとはニューヨークタイムズの記事のようです。
米国で「1兆匹のセミの大群」出現予告…NYシェフは「セミキムチ」公開
8日(現地時間)、米国日刊紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「食用昆虫好きにとってセミは木にいる騒々しいロブスターだ」というタイトルの記事で、セミを使ったレシピとこれを開発するシェフにスポットライトを当てた。
まず数年間昆虫料理を開発してきたニューヨークのシェフ、ジョセフ・ユン氏の「セミキムチ」が紹介された。韓国系米国人のユン氏はセミをまるごと調味料(ヤンニョム)と混ぜ合わせて、発酵液が徐々にセミの皮の中に染み込むようにする方法でキムチを作る。
スペイン式トルティーヤにセミを炒めた後タマネギとジャガイモを入れて作った料理、中身をセミで詰めたパスタを使ったチーズキャセロールもユン氏の料理だ。
今後6週間のうちに米国中西部と南東部に1兆匹ほどのセミが大発生するという予告にユン氏は「本当に素晴らしい時間」と話した。あわせてセミは「ロブスターや海老のようなもの」としながら「私はぜひともセミを一つの食材と捉えたい」と話した。
実際セミはロブスターと非常に密接な関連がある昆虫で、米食品医薬品局(FDA)は甲殻類アレルギーがある場合、セミを食べないように勧告したとNYTは伝えた。
バッタやアリなど昆虫を利用して料理するシカゴのシェフ、アンドリュー・ジャック氏も食材としてセミの可能性に注目している。
ジャック氏は、セミがタンパク質はもちろん、脂肪や炭水化物など他の栄養分も均一に含有されていると強調した。
今回のセミの大群の出現を新鮮で高品質のセミを確保する機会として、セミをすりつぶした後に塩を入れて発酵させた料理を試みる計画だ。
科学者はセミが殺虫剤など化学物質に汚染された土壌で育っていない場合には安全に食べることができると話す。米国で昆虫摂取は衝撃的なこととみなされているが、全世界の約20億人の人口はすでに昆虫を一般的な食物として食べてきたとNYTは説明した。
一方、現地外信は今年夏までに周期性のセミ2種が同時に地上に出てきて活動することが予想されると伝えた。コネチカット大学の昆虫学者ジョン・クーリー氏は今回現れる現象をセミとアルマゲドンを合わせた「セミゲドン」と呼んで全体個体数が最大1000兆匹に達すると予測した。
数年前、やはりアメリカで、地中で17年間暮らした後に羽化する「17年ゼミ」の大発生が伝えられたことがありますが、今回の「周期性のセミ2種」は、それと同じか違うのか、記事では明らかではありません。
「全世界の約20億人の人口はすでに昆虫を一般的な食物として食べてきた」
この20億人のなかには、韓国の5千万人も含まれます。
蚕のさなぎである「ポンテギ」(リンク)韓国の国民食ともいえる間食(カンシク=おやつ)です。
こうした食文化があるので、韓国系米国人のジョセフ・ユン氏も「蝉キムチ」を思いついたんでしょう。
ミャンマーにも同じような料理があり(リンク)、中国はサソリ(リンク)が有名。
タイでは、バッタ(リンク)、赤アリの卵(リンク)、タガメ(リンク)を食べました。
メキシコのお土産で、砂漠バッタを粉末にした「塩」をもらったこともあります。
あるフランス人は、コオロギの商品化を考えていました(リンク)。
今後、未開拓の食材として、各種の昆虫が注目される可能性がありますね。
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