犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

人間ドックのあとのラーメン

2020-11-12 23:25:08 | 食べる
 金曜日の午後、コロナのせいで例年より遅い時期に、人間ドックを受診しました。

 入館時に検温を実施、肺活量の検査は飛沫が飛ぶ可能性があるので行わないなど、ここにもコロナの影響がみられました。一度に検査を受ける人数も制限しているようで、待っているときも密にならず、待ち時間も短いため、検査はスムーズに進みます。

 最後の胃カメラでは、検査の人から、

「胃の中が少し荒れていますね」

と言われましたが、これは数日前に食べたペヤングやきそば獄激辛の影響か。

 検査は3時半ごろに終了し、最寄り駅で電車を降りたころには、胃カメラのときの麻酔もほぼ切れていました。

(さて、何を食べようか)

 前日から絶食していたので、お腹が鳴っています。

(ん?)

 いつもなら、駅の出口を出たところに大行列ができているのですが、それがありません。

 実は、この駅のすぐ前に、大人気のラーメン屋があるのです。ラーメン激戦区、新大阪~西中島地区で、コロナの時期にも客足が衰えなかった人気店。店の名前は人類みな麺類

 休みかと思いましたが、ちゃんと営業しているようです。

(これは入るしかない!)

 今までも気にはなっていたのですが、1時間以上も並ぶ気はなかったので、敬遠していました。

 初めて入った店は、意外に広い。

 カウンターの奥にテーブル席もあり、さらには中二階もある。全25席というのは、コロナのせいで、間隔を広めにしているせいか。

メニューは3つ。

らーめん原点、らーめんmicro、らーめんmacro

 どれも魚介系の醤油ラーメンです。

 すべてのラーメンで、チャーシューとメンマの厚さを選べます。私はお腹が空いていたので、原点に、厚いチャーシュー、厚いメンマを選び、餃子もつけました。

 鰹だしのスープはかなり甘め。メニューの説明にも、「醤油独自の甘みを活かした懐かしいらーめん」とありました。

 まあまあおいしいのですが、何時間も行列して入るような店か?

 会計をするとき、聞いてみました。

「行列がないなんて、珍しいね」

「平日のこの時間帯は、比較的入りやすいですよ」


 確かに、いつも私が行列を目にするのは週末の昼間。平日の夕方にこのあたりを歩くことはありません。

 従業員はみな若く、元気がよく、感じもよい。

 しかし、25席の店で8人ものスタッフが必要でしょうか。まあ、開店から閉店までほぼフル稼働で、儲かって証拠なのでしょう。
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