犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

腰痛

2014-10-06 23:05:54 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)

 大阪日帰り出張のあと、腰に違和感を覚え、数日様子を見ていましたが、違和感がはっきりとした痛みに変わり、ある朝、起き上がれなくなりました。

(ついに来たか!)

 これまで、五十肩やひじ痛は経験していましたが、腰痛は初めてです。会社を休み、ネットで評判のいいお医者さんを探して、いってまいりました。

 普通ならば歩いて10分ぐらいの距離を、そろりそろりと20分ぐらいかけて行きます。

 小さな診療所で、ベッドが一台あるだけ。初老の先生が一人でやっています。

 完全予約制で自由診療。医療保険がきかないぶん高いですが、効果があればそのほうがいい。

 まずは口頭でここ数日の経緯を説明。

「じゃ、そこに仰向けになってください」

 腰には触れず、ツボなのでしょうか、足のくるぶしのあたりを何カ所か押して、どこを押すと痛いかを確認。

「だいたいわかりました。軽度のぎっくり腰です」

 これだけでわかっちゃうのは名医かもしれません。

「痛みをとるのは何時でもできますが、腰は根本治療が大事です」


 暗に、痛みをとることだけに終始する保険医を批判している感じ。でも、痛みもとってほしいんですけど。 

その後、足を中心に屈伸系のマッサージを20分ぐらいしました。

「ちょっと体を動かしてみてください」

 すると、あら不思議、来院時にはとてもできなかった前かがみができるようになっていました。

「今日はこれぐらいにしておきましょう」

 そして、「人間の体とは」みたいなありがたいお話を10分ほど聞きました。

「次はどうしますか。最初は集中的に通ったほうがいいですよ」

「あ、手帳を家に置いてきたもので。あとで電話します」

 初診料2100円、施術料6400円、しめて8500円のところ、インターネット予約の患者さんにかぎり、なんと3500円という特別割引でしたが、二回目以降はネット予約かどうかにかかわらず、一回6400円。

 通うかどうか、慎重にならざるをえない金額です。まあ、酒を飲む回数を減らせばいいのですが。


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