最後の日は、日本への移動のみ。早朝出発はきついので、土曜日ということもあり、午後の便でゆっくり帰ることにしていました。
今回は、往路は羽田から金浦、帰路は仁川から成田。
到着したのは夜10時だったし、雨が降っていたし、どうせ会社の経費だし、ということで模範タクシーを奮発しました。
帰りは、天気はいいし、時間はたっぷりあるしで、何で空港に行こうかなあ、地下鉄は景色が見られないから高速鉄道にしようか…。
韓国ビールと韓国焼酎と韓国安洋酒をチャンポンにした翌日特有の、頭の奥の鈍い痛みをこらえつつ、10時過ぎにホテルを出ました。すると、ホテルのすぐ前に空港リムジンの停留所が。大韓航空のホテルリムジンではなく、一般リムジンのようです。
料金は、インチョン空港まで10000ウォン。安い!
同じ停留所から、金浦空港行きのリムジンも出ていますが、こちらは14000ウォン。
なんで金浦のほうが高いんだ?
よく見ると、インチョン空港の料金表示はシールで修正されていて、裏に15000ウォンという金額が透けて見えます。
インチョンは15000ウォン、金浦は14000ウォンだったのが、インチョン行きだけ10000ウォンに値下げされたようです。
金浦よりもずっと遠いインチョンまでのほうが安い…。
ありがたいことではありますが、これって矛盾だろ!
高速鉄道かなんかと競合して、客が少なくなったので、値下げに踏み切ったのでしょう。でも、それなら金浦のほうも、たとえば9000ウォンぐらいに値下げしてバランスをとるべきではないでしょうか。
こうしたことを気にしないのが韓国です。
ホテルリムジンよりも安いぶん、いろいろなところを回るので、時間はかかります。所要時間は約80分。
乗ってから、領収書をもらっていないことに気づき、運転技師(=運転手)に言うと、運転手は無造作に領収書をくれました。
見ると、日付がない…。
日付のない領収書っていったい…。
こうしたことを気にしないのが韓国です。
空港についてからも時間がある。
今回の出張で食べたものを振りかえると、プデチゲ(部隊鍋)、スンデクク(腸詰めスープ)、焼き肉、カンジャンケジャン(蟹醤油漬け)定食、サムチ(さわら塩焼き)定食、コムチャンオ(ヌタウナギ)…。
三泊四日ですから、おのずと食べられるものは限られています。ビビンバプ、サムゲタン、サムギョプサル(豚バラ焼き肉)、チャジャンミョン(黒味噌麺)、ネンミョン(冷麺)…。食べそびれたものが次々に浮かびます。
(そうだ、ネンミョンを食べよう)
空港内にフードコートがあるということなので、案内所で場所を聞こうとしました。
案内所には、制服を着た美しい案内嬢がいました。
近づくと、案内嬢のほうから、
「何をお探しですか」
と、日本語で話しかけてきたので、
「ええと、韓国料理が食べられるとこ、どこかありますか」
と日本語で聞きました。すると案内嬢は間髪入れずに日本語で、
「英語でお願いします」
「…」
(なら、なんで日本語で話しかけるんだよ!)
「ハングクシクタンオディエヨ?(韓国食堂はどこですか?)」
「…、チョッチョギエヨ(あっちです)」
(うーん、韓国だなあ)
汁がほとんど凍っている冷麺も韓国ならでは。
今回の出張は、最後まで韓国を満喫することができました。
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http://belbomemo.hateblo.jp/entry/2014/05/19/172508
いつも楽しい時間をありがとうございます。
リンク先を読ませていただきました。好意的に紹介していただき、ありがとうございました。
こんなふうに褒めていただくと、これからつまらない文章は書けないなと、プレッシャーを感じたりしますけど、きっとつまらない文章が増えていくと思います。
前もってお詫びしておきます。
今後ともよろしくお願いします。