写真:トクファム 飯能
リモートワークでの運動不足解消に、毎日1時間、近所を散歩することにしています。
そんな中で見つけたのが、ベトナム食材店。
看板はラテン文字アルファベットだけれども、文字の上下に記号がついている。
アジアでラテン文字を使っているのはインドネシア語/マレー語とベトナム語。インドネシア語ではなさそうなので、ベトナム語だとあたりをつけました。
入ってみると、やはりベトナム食材店でした。
レジには若い女性がいて、そばで小さな女の子がお絵かきをしています。
(フィリピンの食材もあるかな?)
タイ文字の調味料はあるけれど、フィリピンの物はなさそう。ほとんどがベトナムです。
(ベトナム料理といえばフォーしか知らないけど)
フォーの麺とスープの素を買おうとしたら、現金のみ。私はIDと交通系カードしか持っていなかったので、買えませんでした。
別の日、財布を持って同じ店へ。
今度は30歳ぐらいの男性がいました。
日本語表示のないものが多かったので、説明をしてもらいました。
「この店、いつからですか」
「今年の5月です」
(確かに前はなかったな)
「都内でやっていたけど、最近こっちに来たんです」
「飯能って、ベトナム人、多いですか?」
「駅前に日本語学校があるでしょう。あと、工場もあるし。全部で150人ぐらい住んでます」
住宅地の奥に工業団地ができて、最近、そこで働く外国人が増えました。
(150人相手の商売か。たいへんだなあ)
「日本人も買いに来ますか」
「ちょっとですね。フィリピンの人もときどき来ます。料理が似てますから」
「ぼくの娘がフィリピン人と結婚して、今飯能に住んでいるんです」
「そうなんですね!」
「日本に来て、長いんですか」
「10年以上。留学生で来ました。でも日本語が下手です」
(確かに…。10年も日本にいたにしては)
「日本語学校に行ったけど、勉強しなかったから。仕事ばかりで、学校では寝てた」
(なるほど)
「妻も留学生でしたけど、日本語うまいです」
(昨日、店にいたのが奥さんか)
フォーの麺と、ベトナムのお酒を買って帰りました。
リモートワークでの運動不足解消に、毎日1時間、近所を散歩することにしています。
そんな中で見つけたのが、ベトナム食材店。
看板はラテン文字アルファベットだけれども、文字の上下に記号がついている。
アジアでラテン文字を使っているのはインドネシア語/マレー語とベトナム語。インドネシア語ではなさそうなので、ベトナム語だとあたりをつけました。
入ってみると、やはりベトナム食材店でした。
レジには若い女性がいて、そばで小さな女の子がお絵かきをしています。
(フィリピンの食材もあるかな?)
タイ文字の調味料はあるけれど、フィリピンの物はなさそう。ほとんどがベトナムです。
(ベトナム料理といえばフォーしか知らないけど)
フォーの麺とスープの素を買おうとしたら、現金のみ。私はIDと交通系カードしか持っていなかったので、買えませんでした。
別の日、財布を持って同じ店へ。
今度は30歳ぐらいの男性がいました。
日本語表示のないものが多かったので、説明をしてもらいました。
「この店、いつからですか」
「今年の5月です」
(確かに前はなかったな)
「都内でやっていたけど、最近こっちに来たんです」
「飯能って、ベトナム人、多いですか?」
「駅前に日本語学校があるでしょう。あと、工場もあるし。全部で150人ぐらい住んでます」
住宅地の奥に工業団地ができて、最近、そこで働く外国人が増えました。
(150人相手の商売か。たいへんだなあ)
「日本人も買いに来ますか」
「ちょっとですね。フィリピンの人もときどき来ます。料理が似てますから」
「ぼくの娘がフィリピン人と結婚して、今飯能に住んでいるんです」
「そうなんですね!」
「日本に来て、長いんですか」
「10年以上。留学生で来ました。でも日本語が下手です」
(確かに…。10年も日本にいたにしては)
「日本語学校に行ったけど、勉強しなかったから。仕事ばかりで、学校では寝てた」
(なるほど)
「妻も留学生でしたけど、日本語うまいです」
(昨日、店にいたのが奥さんか)
フォーの麺と、ベトナムのお酒を買って帰りました。
先に紹介した『アインが見た、碧い空。』のテーマがまさにそれでした。
数年前、低賃金で3K労働を強いられる技能実習生のことがテレビで放映されていましたが、現地斡旋機関の言う嘘がSNS情報を通じて明らかになったため、最近、ベトナム人の留学生(日本語学校在籍者)は急減しています。