放送大学のHPを見ていると、「2025年度大学院修士全科生入学者選考結果」が掲載されていました。
それにしても、相変わらずの定員割れ・・・ここまで絞らなければならない放送大学が不憫のような気もするし、逆に、ここまで絞らなくてもいいだろうと辟易してしまう、、、
特にひどいのが社会経営科学プログラム。何故に、100名程度の定員なのに23名しか合格できないのか?いや、合格させないのか?55名の受験者という時点で定員割れ確定。その定員割れの受験生を更に半分ほどに絞るのだから悲惨としか言いようがない。
とはいえ、ついていけない受験生や、テーマがまとめきれないと思われる受験生を合格させるのも、受験生のためにならないといわれれば首肯せざるを得ない気もする。
Zoomの操作ができない受験生を合格させるわけにもいかないし・・・というか、放送大学大学院受験の体験記をネットで見ていると、Zoomの操作ができず大学批判をした方がいたそうで、、、それをなんとかするのが、受験生の最低限のマナーだと思うのですが。
加えて、2年でまとめるメドが立たない研究テーマを提出した受験生を合格させれば、留年するか、退学するだけだし・・・2年でまとめるメドが立っていてもそれなりに留年するのだから、最初からまとめられないテーマなら、不合格にする方が受験生のためになるかもしれない。少なくとも、その場合、面接試験でその旨、説明していて、来年度に向けてのアドバイスがあるはずなので。
ただ、思うのは臨床心理学プログラム。30名程度の定員に対し、228名も受験して18名しか合格させないのはどうなんだろう?本当に、不合格となった210名の中に、「なんとか頑張ればなんとかなるのでは・・・」という受験生はいなかったのだろうか?
いろいろと思うところはありますが、受験生は放送大学大学院の合否判定に対して非難し続けることがないように祈ります。常々言っていますが、大学サイドの判定に非難があれば、受験生は、その大学を受験しなければよいだけ。実際、通信制大学院を調べれば、受験生全員が合格している大学院もあります。
それでも、やはり放送大学大学院を目指すのなら、準備を怠らないこと。本当にやろうと思うのなら、大学教養学部の3年次に編入して卒論指導を受けてみるとか、意中の先生の面接授業を履修してみるとか。運が良ければ、未来の指導教官から、アドバイスが頂けるかもしれません。やり方はいくらでもあります。ただ、それをするか、しないかだけ。
それこそ、ネットで検索すれば、放送大学大学院受験の体験記がたくさん出てきます。真似すればOKというわけではありませんが、参考になるところは貪欲に吸収していくべきかと。
次の大学院受験の準備を考えると、願書の提出は8月なので、もう、半年強しかありません。リスク承知なら、私のように1日ですべて準備することも可能ですが、事前準備を徹底すれば徹底するだけ、合格の確度は上昇します。努力が実を結ぶことを祈ってやみません。