現在、加速して食しているのが「名古屋めし」なのですが、「名古屋めし」って、一体なんぞなもし??
こんな冊子がありました。
こちらで書かれている「なごやめし」は以下の通りです。
「カレーうどん」は名古屋めしだけど、愛知県発祥のココイチがあるにもかかわらず、「カレーライス」は名古屋めしではない疑問・・・あるいは、「台湾ラーメン」は名古屋めしだけど、「台湾まぜそば」がリストアップされていない不整合さ・・・
この冊子以外でも、「I LOVE なごやめし」といったHPもあります。
こちらでは「なごやめし20選」として以下のメニューをあげています。
「鬼まんじゅう」「ういろ」「えびせんべい」といったお菓子っぽいものから、「守口漬」という漬物まで入ってきました。なら、「五平餅」も岐阜だけでなく、三河地域でも食べられるので名古屋めしって気がするし、名古屋カレーと銘打ったうえで、岐阜県で育成された飛騨牛を使ったカレーなら名古屋めしとしか言いようがないでしょう。
そもそも、天むすは三重県の津市発祥にもかかわらず名古屋めしなんだし、岐阜県産でも名古屋で売られたら名古屋めしにしないと整合性、妥当性に欠けてしまいます。
考えてみれば、伊勢の「赤福」も、桑名の「安永餅」も、名古屋で、さも「名古屋飯っぽい感じで売られているし、恵那・中津川の「栗きんとん」も同様に名古屋でガンガン販売されています。「鬼まんじゅう」「ういろ」が名古屋めしなら、「清め餅」(熱田)や「大あん巻」(知立)も名古屋めしで、それが許容されるなら「クッピ―ラムネ」や「しるこサンド」「春日井グリーン豆」「タマゴボーロ」・・・といった駄菓子も名古屋めし?
それはそうと、「寿がきや」が見当たらない。。。「寿がきや」を入れると、それこそ、「ココイチ」や「ブロンコビリー」を名古屋めしにしなければならないからなのか。ステーキの「あさくま」もないし、お店はダメなのかも。
ちなみに、昔、掲載した愛知のグルメ・特産品マップ。
五平餅は新城市になっています。
でも、「鮎」や「いなり寿司」まで特産品として「名古屋めし」にしてしまうのは、いささか暴挙かもしれませんね。