柿好きのチットは、
毎年きまって、よくうれた・柿の皮をむきながら、
「法隆寺の味がするんだよね」
って
とくい気に言います
しかし、
先週、朝日しんぶんの土曜版に、
「正岡子規が柿を食べた場所は、法隆寺周辺ではなく、
東大寺周辺の宿の可能性」
という、
ショッキングなコラムがのっているのを、
クリンは見つけてしまいました
これは、チットの
ウィット・バリューにかかわる・大モンダイ・・
なだけでなく、
と、
せつめいしている ホウリュウ寺にとっても、
チットと同とう(等)のダケキです。
あせるクリン に対し、
チットは言いました。
「柿には日本らしい郷愁があるからね。
子規も、東大寺より法隆寺のほうが、より柿に似つかわしく思えたから、
変えた可能性はあるみたいだけど、
この前見た、東大寺の柿も素敵だったから、
法隆寺を東大寺に戻して詠んでも、
平成の今なら同じだけ、
雰囲気出るんじゃないのかな。」
チットは
「奈良じゃなきゃダメって言うなら、
唐招提寺の辺りもいいよね」
とも 言いました
「かきくへば かねがなるなり とうしょうだいじ(唐招提寺)」
・・・・・
わるくありません。
昨日、
ながので見かけた けしきを思い出すクリン。
民家の柿の木と、こうようのお山も、
とても日本的でした。
「かきくへば かねがなるなり ぜんこうじ(善光寺)」
っていうかんじでも、
なかなか良いな
って、クリンはおもいました。
・・・・・
じゃあ、洋なしの場合はどうすれば・・・
<今日もらった、山形の洋梨>
「山寺の 鐘がなるなり ラ・フランス」 (おにいちゃん)