クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

増上寺・三解脱門の戦後初一般公開

2011-11-21 | まち歩き

浄土宗の東京支店・「芝増上寺

が、

中門である「三解脱門」の

いっぱん公開を しています。

111121_1012511 <今朝の増上寺・三解脱門>

この三門の中に、

おしゃかさまや、ラカン(羅漢)さまたちがいたなんて、

ぜんぜん知りませんでしたが、

江戸時代はじめから、ちゃあんといて、

せんぜん(戦前)は、時々こうかいされていた・らしいのです。

今回は、「戦後初」ということで、

お江戸にくらす人々は、

おくればせながら

「ご挨拶」におもむいています。

092_3 (参拝料は500円で、しおりのお土産つき。

三門に上がるかいだんがすごく急で、

つえをついたおじいちゃまは 上るのあきらめてたそうです。)

「胡粉」でぬられた白いお肌の

十六ラカンさまたちが、

せまい所にせいぞろい

「迫力あったよ」って、

見てきたチットは言いました

093_2 <江戸名所・芝増上寺 従山門上・市中眺望之図>

かつて、

三門から海方面をながめた 

ヒロシゲ(歌川広重)は、

そのけしき(景色)を のこしましたが、

今はもう、ビルのむれが見えるだけ、

になりました。

けいだい(境内)のお堂も、

ほとんどがせんそうでやけて、

たてかえられています

でも、

111121_1023411

「大殿」と、うしろにそびえる東京タワーという取りあわせは、

広重だって

見ることができなかった

「絶景」ですし、

それに今は、

「徳川家墓所」も 公開中なので、

江戸VS平成しょうぶ(勝負)は

引き分けです。

そしてまた

昔も、今も、

さんぱいの後は

「うまいものでも食ってかえろうぜ!」

ってとこ・いっしょのはず

昔のお江戸にひたるなら、

大門あたりの「鰻屋」さん。

今っぽくたのしむなら、

おとなりに立つ「東京プリンスホテル」のお江弁当。

こちらのしょうぶも、せっせん(接戦)です

 

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