浄土宗の東京支店・「芝増上寺」
が、
中門である「三解脱門」の
いっぱん公開を しています。
この三門の中に、
おしゃかさまや、ラカン(羅漢)さまたちがいたなんて、
ぜんぜん知りませんでしたが、
江戸時代はじめから、ちゃあんといて、
せんぜん(戦前)は、時々こうかいされていた・らしいのです。
今回は、「戦後初」ということで、
お江戸にくらす人々は、
おくればせながら
「ご挨拶」におもむいています。
三門に上がるかいだんがすごく急で、
つえをついたおじいちゃまは 上るのあきらめてたそうです。)
「胡粉」でぬられた白いお肌の
十六ラカンさまたちが、
せまい所にせいぞろい
「迫力あったよ」って、
見てきたチットは言いました
かつて、
三門から海方面をながめた
ヒロシゲ(歌川広重)は、
そのけしき(景色)を のこしましたが、
今はもう、ビルのむれが見えるだけ、
になりました。
けいだい(境内)のお堂も、
ほとんどがせんそうでやけて、
たてかえられています
でも、
「大殿」と、うしろにそびえる東京タワーという取りあわせは、
広重だって
見ることができなかった
「絶景」ですし、
それに今は、
「徳川家墓所」も 公開中なので、
江戸VS平成しょうぶ(勝負)は
引き分けです。
そしてまた
昔も、今も、
さんぱいの後は
「うまいものでも食ってかえろうぜ!」
ってとこ・いっしょのはず
昔のお江戸にひたるなら、
大門あたりの「鰻屋」さん。
今っぽくたのしむなら、
おとなりに立つ「東京プリンスホテル」のお江弁当。
こちらのしょうぶも、せっせん(接戦)です