「光源氏」と
「明石の御方」との
間に生まれた 女の子は、
ゲンジが
都にかえった後、
母子・ともども 上京しました
都の貴人も ため息をつくほどの
「明石の御方」ですが、
(・・・身分が低い自分が一緒では、
姫の出世にさわる。。)
と
考え、
泣く泣く 姫君を
「光源氏の一の人、紫の上」に
あずけました
<明石の姫君:イメージ(幼少期・すずらん、成長後・胡蝶蘭)>
明石の姫君は、
光ゲンジの ただ一人の娘として、
この上なく良い・かんきょうで育ち、
やがて
帝の お妃になります
むらさきの上に、
明石のおん方は かんどうし、
むらさきの上もまた、
たくされた
この あいらしい姫君を
心をこめて、よう(養)育することで、
「本物のマドンナ」に なれたのでした
(※次回は、秋好中宮です)