クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

秋好中宮を花にたとえると・・~クリン源氏物語・13

2014-06-02 | クリン源氏物語

都にもどった後、

「光源氏」は

失われた せい(勢)力の 回ふくに

つとめました

155 ちょうど、帝の交代もあり、「政敵」から けん(権)力を うばい返すことに

成功

かんぱつ・入れず

宮廷での 布石として

「新帝の後宮」に

送り込んだのが、

Akikonomu_2 あきこのむ(秋好)中宮です。(イメージ:桔梗)

 

秋好中宮は、

インネンの恋人・「六条御息所」が

産んだ姫

みやすどころが

死のまぎわ、

光ゲンジに 娘の後見を

たのんだのでした。

Img_1993_2 そのさい、「・・・本当の父親の気持ちで接してね。

もし、

私の娘に手を出すようなことがあったら

ゆるさない

釘をさしたので、

ゲンジは 後見役に てっしました。

Img_3702_2 そんな、じょうねん(情念)むき出しの 母にくらべ、

娘のほうは

おさえのきく やさしい女性で、

一生、苦労しらずに すごします

「源氏物語」の女人たちは、

よく

春の花に たとえられますが、

Img_3302 秋好中宮は、秋の草花の 

ささやかな ふぜい(風情)を

あいする、

さわやかな き(貴)人でした

(※次回は、朝顔の斎院です)

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