押しも・押されもせぬ、
けん(権)力者に
返り咲いた、
「光源氏」
どんな女も 思いのままに
なりそうですが、
意外に こばまれたりも しています
あさがおの・さいいんは、
秋好中宮 といっしょで、
「嫉妬に苦しむ・母」
を見て 育ちました。
(・・・源氏のことは好きだけど、
母が味わった 生き地獄に入るのは、 絶対イヤ)
そう、むねに きざんで
一生
ゲンジを 「文通相手」に
とどめました
言われますが、
はかなげな ムクゲより
彼女には
なにせ、
17年間
ことわられつづけても・なお!
光ゲンジが
チョッカイを 出しつづけた
彼女の みりょく(魅力)は、
「朝露を浴びる、朝顔の花のような・・」
しんせん(新鮮)さ
に あったのでしょうから。
(※次回は、玉鬘です)