クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

細川公爵家の学芸施設(永青文庫と和敬塾)~目白散歩・3

2015-04-09 | クリン江戸散歩

 「関口芭蕉庵」を出て、

すぐよこの むなつきざか(胸突坂)を上がると、  

 「ひ~い・・ふう・・」  (急坂

 そこはかつて、大名・細川家の ナワバリだった、広大なしき(敷)地。

その中に、現在、

2つの文化しせつ(施設)が 

たっています。

 ひとつは、えいせい(永青)文庫

細川のとのさま・末えい(裔)のコレクションと、

 細川家伝来品をあつめた、びじゅつかん(美術館)です。

http://www.eiseibunko.com/

(※今の理事長は、もと首相の細川護煕さん

 細川こうしゃく(侯爵)家の「事務所」だった・たてものが使われていて、

くつろぎのスペースもあり、

 有名なクロネコ(黒猫)も すんでいます (菱田春草)

 そして、永青文庫の おとなりにたつ、もうひとつの文化しせつ(施設)が、

   わけいじゅく(和敬塾)です 

 昭和初期、細川家当主(細川護立)は、この地に、西洋かん(館)をたてました

「細川侯爵邸」です http://www.wakei.org/honkan/architecture/outside.html

それは、

「和敬塾」の本館として、

いまもそのまま のこってる・・

  「和敬塾」は、「細川侯爵邸」の しき(敷)地を買いとった・じつぎょう(実業)家が、

男子大学生のためにつくった

りょう(寮)です

 かつて、早稲田大学生だった、村上はるき(春樹)さんも

ちょっとの間、

入っていたことがある、

「礼儀と人脈を大切にしようぜ

という

大学男子の 巨大下宿なのです

50大学から成る、

600人の男子大学生(留学生込み)が

あつい・青春を おくる場所・・

 さすがは、文京区です

(つづく)

 







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