「えの木てい」のほど近く、
山手本通りの はしっこに、
「横浜外国人墓地」があります。
日本の有名・みなと(港)町 には、たいてい・外国人ぼち(墓地)が
つきものですが、
ここ、ヨコハマのは
ロケーション、
きぼ(規模)、
美しさ、
どれをとっても イケていて
ほかのところよりも、どうしても 「観光名所」っぽく なっちゃっています
十字か(架)や横文字で かざられた・おはか(墓)、
白いマリアさまや 聖人のぞう(像)・・ (ワォ~外国~)
明治100年を きねん(記念)して、
1968年
ぼち(墓地)の門に かかげられた
レリーフには、
こんな し(詩)が きざまれていました
「 美人の栄華 富豪の驕奢 孰づれか無常の風に 逢はざらん
光栄の路 問ふ所は墳墓のみ 」
(by トーマス・グレー)
たしかに、
ここにねむる 4200人は
日本で 名を成した、名士たち。
ぼうえき(貿易)で もうけた商人も
たくさんいるようです。
しかしながら ここにねむる・人々のすべてが、
「美人の栄華 富豪の驕奢」か?
といえば、
まったく そんなことはなく、
日本の開国や
近代化につくし
その はってん(発展)のために
命をけずって、
「異国の土」になった人も
かなり いるらしい
そんな人のうち、気になる人を 3・4人、とりあげて
クリンが しょうかい(紹介)いたします
(つづく)