(クッキングネタに つづきます)
この5月、
クリンは はじめて
「ポピーシードケーキ」というものを
食べました
日本語になおすと、「ケシの実ケーキ」です。
ケシの実、といえば、
日本では
あんぱんの上に ちょっとのってるくらいですが、
欧米では、もっと ふんだんに、用いられる食材らしい
ケーキを食べながら、
チットが かたります
「小平市に、東京都薬用植物園っていうのが あるんだけどさあ。
そこって、5月に満開になるケシの花を
一般公開してるんだよね
ヒナゲシなんかは どこでも見られるけど、
ケシの花を
公然と観賞できるのは、
都内ではここだけ。
一見の価値あるよ!
・・・・・
アヘン戦争がどうのこうの・・
関東軍がどうのこうの・・(以下略)」
きけば、ケシは、「麻薬」のひとつである アヘンの原料になるから、
さいばい(栽培)してはいけない・きまりに
なっているらしい
でも、
「薬用植物園」では
じっけんさいばい(実験栽培)している
ケシの畑があり、
5月の開花シーズンには 3週間ほど、
だれでも来ていいよ
と
オープンに しているそうです
ふだんは、「二重金網」の向こうにある・ケシ畑が、
この時ばかりは
「一重金網」ごしに見える
(※ただし、カメラやセンサーが稼働中)
花だけ見ると、ヒナゲシとかわらない、
いや、それ以上の
あざやかさ・美しさですが、
けっこう、背が高くて、どことなく 存在が きみょう(奇妙)・・・
この花の実に
きず(傷)をつけ、
そこからたれる・「液体」を
せいせい(精製)すると、
にんげんを しゅうりょう(終了)させる、アヘンができるらしい・・
「・・・・・」
「あっ、大丈夫だよ!料理用のケシの実は種のことで、麻薬は含まれてないから!」(チット)