「現実世界」が、きょうふ(恐怖)におののいている時
に なんですが、
せっかく、「フランケンシュタイン」をとりあげたので
ゴシック小説・ネタを つづけたいと思います
ゴシック小説とは、18~19世紀にかかれた、「怪奇小説」のそうしょう(総称)で、
中世けんちく(建築)をぶたい(舞台)にくり広げられる、
イギリステイストな、作り話のこと
おしろ(城)
や、美女
が出てくるし、ビジュアル化すると
ちょっとこわくて
いいかんじ
になるので、
ぶたい(舞台)や映画、さらには
ファッションやアートにまで
はば広くアレンジされる、
エンタメ性の高い
「闇の素材」
です・・
けっこう・おもしろい話が多いらしいので、クリン、代表的な作品を
いくつか
ごしょうかい(紹介)
しちゃいします
1、エミリー=ブロンテ作・「嵐が丘」
内容は、「フラれた男の、怨念物語
」なのですが、
イギリスのこうや(荒野)
という
うすらさむい・ぶたいそうち(舞台装置)が
効いていて、
しん(親)友のチット
は、現地(ヨークシャー地方)まで わざわざ
見に行ったほど
かんか(感化)されました。
2、レ=ファニュ作、「吸血鬼カーミラ」
「嵐が丘」とならび、チット
が 名作マンガ「ガラスの仮面」から
学びとった、
吸血少女の、友じょう(情)・こじらせストーリーで、
これが、25年後、「ドラキュラ伯爵」に つながっていきます
3、スティーブンソン作、「ジキルとハイド」
きり(霧)の町・ロンドンにおける、「二重人格殺人ミステリー」で、
日本ではながらく、
「ジキル博士とハイド氏」って言われてました
つづいて、
フランス・ゴシックものの
そうへき(双璧)が・・
4、デュ=ボアゴベイ作、「鉄仮面」
と、
5、ガストン=ルルー作、「オペラ座の怪人」
両方とも
ふどう(不動)の人気を
ほこっており、
ステージ化・映ぞう(像)化が
くり返されていますが、
そのうちオペラ座は、
あいする
ゆづ(羽生結弦選手)も、えんじてしまうほど、ドラマチックな
「悲恋物語」です
ゴシックのもたらす
心理的こうか(効果)は
世界共通のものが
あるらしく、
のちに、アメリカ(ラヴクラフト)や日本にも はきゅう(波及)
してきますが
そうじて
大人気となる作品は、
女性作家の手によるものが、多いみたいです
たとえば!現代ゴシック作家として もっとも有名な、スーザン=ヒル
という女性は、
「黒衣の女」
という
作品を発表し、
ヨークシャーの
おんねん(怨念)をふっかつさせた
と
ぜっさん(絶賛)されました。
「
・・・・・スーザン=ヒルって、子どものころから
お人形相手に
お話きかせまくってて、
お母さんに
変な子あつかい・されてたらしい
・・・
なーんか私、
自分の子どものころのこと
思い出しちゃうな~
ね!
クリン」
と
チットが どうい(同意)を求めてきました。
(どういういみかは わかりませんが・・)