金沢からほど近い・「福井の観光名所
」といえば、
永平寺とならんで、とうじんぼう(東尋坊)があります。
切り立った・ガケに、 ギザギザの岩が そそり立つ、
ちょっと・あぶない、じさつ(自殺)の名所・・。
「
前に、観光遊覧船に乗ったとき、船長さんが、
『たまに上から人が降ってきます』
って言ってたな~。」(チット)
そもそも、「東尋坊」とは、
このガケから、つきおとされた、お坊さんの名前
あばれん坊で、めいわく者で、みんなからきらわれていて、
さいごは、ガケからつきおとされて死んだ、
そうへい(僧兵)の名前、だそうです。
(なんとなく、イメージがかさなる、おにいちゃんの ヘアースタイル・・)
「さあ!とうじんぼう・ごっご、しようか」
「
・・・まさか、おにいちゃんを 崖から突き落とすつもりじゃないだろうね?」
「ちがうちがう」
「火サスごっご・するの とうじんぼうに来たら、ぜったい・やらなきゃ
」
おにいちゃんが、犯人で、クリンが、けいさつ(警察)役ね
今から、ラストシーン、とるから」
「追いつめるから、犯人はやく、そっち行って」
「ようい、スタート~」
「もう・にげられないよ、かんねんしな」
「ピストルを すてなさい
えいっ
」(バシッ)
「たいほ(逮捕)します」
(ガチャン)
「え~、犯人かくほ(確保)~。」
「まににんげん(真人間)になってね」
「今から、とりしらべるよ
カツ丼・一丁おねがいします
」
<取調室にて>
「
・・・ソースカツ丼ですか
刑事さん
」
「ここは、ふくい(福井)だからね」
(その4、「百姓屋の越前そば」に、つづく)