「フランソア喫茶室」と
ならび、
京都カルチャーを 支えてきた
シニセ(老舗)の ひとつに、
「築地」が、あります
。
「つきじ(築地)」といっても、魚市場とは
かんけいなく、
大正時代、しんげきうんどう(新劇運動)のきょ(拠)点と
なった、
「築地小劇場」
に
ちなんだ 名前です
(※歌舞伎=「旧劇」に対し、近代演劇=「新劇」と呼んだ)
メイン通りから、ほんの少し奥に
入っただけで・・
この、しずけさ
中世ヨーロッパの古じょう(城)
と、ウィーンの酒場
が
まざったような、
じゅうこう(重厚)な 店内、
タバコのけむりで いぶされた・かべ(壁)・・
でも、れきし(歴史)ある・家具
は、せいけつ(清潔)に
たもたれ、
あめ(飴)色・つやつや
時が止まってるように見えて、決して
すたれちゃいない
(※写真はミックスジュース)
金ぶち(縁)カップも、ステキな お店です
「
内装が凝ってるよね!あそこのキャビネットに入ってるの、何だろう?」
「レコード・コレクションだよ。名曲喫茶ね」
(チットとお母さんの会話)
このお店が、
「京都で初めて提供した」
という
ウィンナーコーヒーを
のみながら・・
クラシックおんがく(音楽)に 身をゆだねる・クリンたちでした
(次回のレトロ喫茶は、「進々堂・京大北門前店」です)