ここは、京都の こうさんじ(高山寺)
「鳥獣戯画」が、あることで 有名な、
世界いさん(遺産)の、お寺です
とがのお(栂尾)っていう、山の中 の、
けい(境)内は、さらに、山の中にある
かん(観)光客も、来にくい・山寺・・
中は、と~~~っても・広くて、どこまでが、じいき(寺域)か
分からない そんなかんじ (←本堂)
わ(湧)き水チョロチョロ
しっとり・コケ(苔)むし、 全部が、みどり色のお寺・・
人のけはい(気配)を、かんじない・・、
とにかく、しずかで、おごそかな フンイキ・・
何度か、いくさ(戦)で、やけてしまってるらしく、
のこっている・たてものは、数少な・・
でも「日本最古の茶園」っていう・お茶畑が
あったりして、
おとずれる・べき、じゅうよう(重要)スポットが
てんざい(点在)してます
うちのチットは、その茶畑を始めた、みょうえ(明恵)上人』
って
お坊さんの、
「あること」を、たしかめたくて、
ここに
やってきました。
「あるべきようわ(阿留辺幾夜宇和)」※ちなみに、うちの
おばあちゃんの、
『座右の銘』です
このことばを のこしたのが、
かまくら(鎌倉)仏教界の カリスマ、みょうえ(明恵)
さんです。
ちょうど・武士の世が おとずれた、かまくら初き(期)
多くの お坊さんが、
山をおりて
民しゅう(衆)に
したしみはじめたその時に、
明恵さんは、山にこもって、きびしい・しゅぎょう(修行)を
つづけました
まじめで、
ストイックな 明恵さんは、
「お釈迦様と、同じ苦しみを 味わいたい」とか、いって、
自分の耳を片方、切りおとしてしまったそうです
そんな、ガチな求道者・明恵さんが、座る姿を描いた
あの
しょうぞう(肖像)画・・
その場所は、
はたしてこの、高山寺の うら山で
合っているのか
それを
たしかめに 来たのですが、
イメージが合いすぎてて、
こわいくらい
かんどう(感動)しました。。
絵(樹上坐禅像)に描かれてるのは「松林」で、こっちは「杉林」だし、
この絵に描かれているのは、
明恵さんが 耳を切った
紀州の山中だ
という
せつ(説)も
あるのですが・・
「ここにいると、耳を切った・明恵のうめき声が
きこえそう・・。」
と、チットが こわいこと言うのも、ナットクして
しまう、
そんな山林で、
(やっぱ、あの絵、ここの風けい(景)で、まちがいないんじゃないかな)
って
クリンも、おもいました。