せっかく、春の京都に 来たのに、花も見ないなんて、もったいない
そう思って、クリンたち、サクラの名所
平安神宮に、行ってみました
かんむ(桓武)天皇をまつる・平安神宮は、
天皇がつくった・平安京の、中心にあった
だいだいり(大内裏)を、
半分にちぢめて
作った、という
社でん(殿)を 有する、
都のおもかげ(面影)をのこす、神社です
朱ぬり(塗り)の柱、みどりの瓦・・
そこに、はなやかさをそえる・うす紅色のさくら
3月25日、クリンたちは、しだれざくら(枝垂桜)を
きたいして、
しんえん(神苑)に 入りました
「・・・あれっ」
(ま、まだ、ぜんぜん・つぼみ)
300本のさくらが 咲き乱れているはずの
有料の
しんえん(神苑)・・
なのに 花は、あと・一週間は、ひらきそうに
ありません
「そ、そんなはずないよぉ~~~
あ、あれは、何」 (※梅でした。満開)
・・・クリンたち、さいごまで、きたい(期待)して、
奥へ、奥へと、歩きつづけました
よく、「京都桜紀行」みたいな 番組で、
とりあげられる
王朝・みやび(雅)な たてもの(建物)と、
その池に あそぶ、きぞく(貴族)の生まれ変わりのごとき、
しらさぎ(白鷺)
そして、池にうつるヤエベニシダレザクラ(八重紅枝垂桜)
の
花かげ(影)
それが、見たかったのに げんじつ(現実)は
うすら・ぼんやり、すもも色が
けしきの中に
けぶる
ていど。。
ヤエベニシダレザクラの 開花じき(時期)は、
わりとおそくて、4月上旬なのだそうです
完全に、はやまった・クリンたちでしたが、
枝にむすばれた、さくら色のおみくじを
見かけて、
ちょっと、なぐさめられました・・
ちなみに、
本数は、ほとんど・ありませんが、ソメイヨシノは
まんかい(満開)です
(結論 平安神宮の花見は、4月の一週目が、ベスト)