あん活・最後は、奈良のまんまんどう・みちのり(萬々堂通則)の銘菓・詰め合わせセットです。
4しゅるい(種類)入っていたんですけど、
この中に、ひとつ
気になるお菓子がありました
お店を代表する銘菓「ぶと饅頭」です。
(・・・ぶとまんじゅう?)※小さいあんドーナツにしか見えません
なお、食べても味は、あんドーナツでした
しかし・・
お店の説明によると、この「ぶと」というのは、
古代から奈良・春日大社の神さまに供えられてきた・しんせん(神饌)のひとつで
米粉の皮であんこ(餡子)を包んで・揚げたもの
この、「ぶと」を作れるようになってこそ「一人前の春日大社の神職と認められる」
旨が 書いてありました。
つまり、神さまのご飯だったのです(っていうかおやつ?)
※それを、近くのお店(萬々堂通則)が、特別に許可を得て、お菓子として売り出している
とのことでした
なお、この「ぶと」は、けんとうし(遣唐使)が中国より持ち帰った・お菓子であり
形は、ぎょうざ(餃子)型。
なんとなく・・
ブータン料理の「モモ」という餃子に そっくりで・・🥟
京都のかめやきよなが(亀屋清永)の唐菓子・「清浄歓喜団」と 似たような味なのは
そういうことか
さすが奈良だな・・
シルクロードの 終着点
(・・ああ、今日、ふと思い立って、中国茶をいれて良かったな~🐻
)
と
しゅし(趣旨)がピタリとハマった
うれしさを かみしめる おやつの時間と なりました。
ちなみに
詰め合わせの中で、ダントツに美味しかったのは、
こちらの「もっとの」です
これも「餅飯殿」から来ているとか、由来があるんですけど・・そんなことがどうでもよくなるくらい、
美味しい~~~~~🐻
(求肥とわらび餅の中間くらいなやつですが、「おおっ」と思う・うまさです)
あと、ほかには、
『万葉集』の歌が書かれた紙に包まれた「弓月」(鹿・もみじの焼き印がかわいい)
や、
「興福寺境内にかつて植えられていた、弘法大師お手植えの松」をかたどった・卵ボーロ「はなの松」
など・・
奈良らしさ・まんさい(満載)の
あん活と なりました
(・・・パタン・・・・・・・・パタン・・・・・・・)
・・・・・
(さっきから、家の中で、何かが垂れてる音がする。)
ふと・天井を見上げると・・
ゲゲゲゲゲーーーー!!!!
(水漏れしてるではありませんか
)
あわてて、上の階の住人さんに「お心当たりありませんか?」と 聞きに行ったら
ちょうど、床が水びたしになっていて、
業者を呼んでいる・真っ最中でした
(※東日本大震災の時に、わが家の天井のクロスに一部亀裂が入ったんです今回、そこから水が漏れてきたものと考えられます
)
管理会社お抱えの業者さんは、その後、クリン家にも来て、
「クロスを取り換える見積りをとりましょうか?」
と 言い出したので、さらに おどろきました
「🐻・・・いえ 水漏れは10分くらいで止まって、量も大したことありませんでしたし、クロスもはがれていませんし、
うちは大丈夫ですので」
と
お断りし、業者さんには 帰っていただきました。。
その後、上の階の住人さんが「ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした
」
と、シャトレーゼのお菓子詰め合わせを持って
あやまりに 来ました。
さいあく、「クロス総取り換え」なんてことになれば、イタイ出費になったであろうところを、クリンたちがじょうしき(常識)的であったがために、助かったであろう・上の階の住人さん。
もしかしたら、クリンたちのことを(神さまのようだ)と 思ったかもしれません
と・いうわけで
これは、神・クリンへのお供え物、「シャトレーゼ神饌」ですね
(シャトレーゼのお菓子食べるの、初めてです🐻)