クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

クリン名画館・11~パウル=クレーの点描画

2012-03-14 | クリン名画館

本日も 

春のコートでは かぜを引きそうな 

さむい一日でした。

でも

クリンはついに 見つけたのです

空気中に 

きらめく

あたたかな・はる色を

< パウル=クレー 「ポリフォニー」 1932年バーゼル美術館蔵 >

Img_5800_2 3月の 午後の光は、ランハンシャ(かんじ:乱反射)して、

はじけて いました。

 「  白き皿に

        絵の具を溶けば  春浅し 」  (漱石)

Img_5799 つぶつぶの はるの光・・

 

 

 

 

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震災から一年

2012-03-11 | ニュース

お亡くなりになられた方がたの

ごめいふくを

おいのり申しあげます。

Photo <伊東深水>

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桜の開花予想と、今年の梅・桃の微妙な関係

2012-03-11 | 歳時記

今年は、きびしいさむさにより

「梅の開花」が

大はばにおくれ、

今ごろになって ようやく咲いています

やっと咲いたか・・ 

Img_5680 <亀田の柿の種・梅しそ味は、クリン家で大ヒットでした

しかし、

「気象庁発表の、2012年春・桜前線(開花予報)」

によれば

東京のかいか(開花)は、3月29日。

さむさがつづいたので、

さくらにとっては

イイしげき(刺激)となり、

これから あたたかくなるので、

「例年通り」咲くのだそうです。

3月中旬の今日このごろ、

もはや・ちまたは

さくらにまつわる品々で、いっぱいです。

Img_5037 クリンも、さくら、好きだけど・・

3月の今ごろになって

ウメが咲き、

3月下旬から

桜が咲いちゃったら、

<お雛さまお片づけ中>

Img_5798 ももの立場が、ナイじゃない

 

 

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人生とは待ち続けること

2012-03-09 | 日記・エッセイ・コラム

春とは思えない さむい日です。

雨がふってて

クリンはひとり。

みんな

早くかえってこないかな。

ホットミルクでものんで

気長にまつしかないね。

001 (じゅるる)

前によんだ本に

「人生とは、なにかを待つことの連続」

って

かいてありました

それならば

まさに、クリンも、

・おにいちゃんをまつ

・チットをまつ

・日よう日をまつ

・春をまつ

つねに、だれかをまち、

イイこと・おきるのまっていて、

それすなわち

にんげんとして、

人生しっかりおくってるって ことに

なるみたいです。

でも

003 そんなに うけみで、いいのかな・・?

おもわないでも ありません

昔の人は、

「まてば、カイロの日和あり」

とかいって、

ジタバタしても、しょうがないよ、って

さとしたけど、

このまま毎日、

10ド(℃)くらいのさむさがつづき、

ホッカイロ・はりつづける生活じゃ、

やっぱ、

いけないんじゃないかしら(エコじゃないし・・)

そうだ!

 

002_2 カイロやめて、ハラマキにしよう

 

 

 

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かな文字の書家・杉岡華邨~書は人

2012-03-05 | アート・文化

書家の「杉岡華邨」さん

亡くなった、というニュースについて、

チットとお母さんが 

でんわで話していました

二人は去年、

奈良の 「杉岡華邨 書道美術館」を

おとずれていたのです。

Img_3710_2 Img_3712_2

(ならまちに、あります)http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/

 

かそんさんは

坂上次郎さんみたいな フウボウ(風貌)に

にあわず、

まことに せんさい(繊細)に

かな文字のせかいを 追及したお方

「古典の心、つかむんだ!」

って

おじいちゃんになっても がんばりました

Img_5780_3 <「仮名の行者ー杉岡華邨の風貌」より>

そして、

「書は人なり」ってことも

大切にして

先生としても がんばりました。

<おおらか、と言われた、ご本人の字>

Img_5781  「平城京」昭和29年

(「こらがなに かけのよろしき あさつまの かた山ぎしに かすみたなびく」 万葉集)


「行の、最後の処理がうまい」(チットのお母さん談)

字には

その人があらわれるから

「教養」をみにつけ

「研鑽」をつんで

すてきな文字をかくんだよ

「独自性」をもたないと、

きよう(器用)なだけの、ただの「師匠のそっくり書き」におわるよ

って、

かそんさん、言ってたそうです。

・・・・・・・

「書」で、にんげん形成か・・。

Img_5784 クリンも、りっぱな にんげんめざして

がんばろう

                                      

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クリン名画館・10~講談社の絵本・米内穂豊「金太郎」

2012-03-04 | クリン名画館

こうだん社(講談社)がほこる

「こどもの絵本シリーズ」

せんぜん(戦前)の 

一流画家が

そのフデで、

日本のこころ、

めいっぱい・ひょうげん(表現) しています

こちらも、そのうちのひとつ。

Img_5108 <米内 穂豊 「金太郎」昭和11年>

「講談社の絵本」をたくさん手がけた

米内さんのシリーズは

絵本というより

えまきもの(絵巻物)、な

ほんかくは(本格派)

マサカリかついだ・キンタロさんだって

ただの、「バカぢからの子ども」に

おわらさず、

この先 出世して

「源頼光」に取り立てられ

リッパな武士・さかたのきんとき(坂田金時)

になる

その へんりんを

きっちり・かきあらわして います!

Img_5490 「おにいちゃん!もっとカクチョウ高く

もちあげて

 

 

 

                                        

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千葉の観光地・2~梅香る 成田山新勝寺

2012-03-02 | まち歩き

「ホキ美術館」を メインにした

「千葉観光」

せっかくだから、

近くで もう一ヶ所くらいまわりたいよね

ということに なり、

「千葉随一の名刹・成田山・新勝寺」へ

チットたち 向かいました

ホキ・ミュージアム内にも、

すてきなレストランは ありますが

成田に出れば 食べる所、いっぱいあるし

<ヒルトン成田のランチ・バイキング>

Img_5749 Img_5748

(たのしくって、おすすめです

成田山・さんどう(参道)にも

うなぎのお店が

のきをつらねているから

Img_5745

初めての方は

そちらで名物を食べるのが、よろしいかとぞんじます。

成田山しんしょう寺の見所は、Img_5715

「境内・各所」の

こま犬ちゃんさがし   Img_5716

そして

本堂うらの「成田山公園」の梅林   Img_5726

今年はウメがおそく

まだ 3本くらいしか 咲いていませんでした。(3月1日)

でも

「お不動さんのお庭」の、ウメの古木の

枝っぷりといったら・・・!   Img_5740

たくさんあるし、

みごとです

さらに

梅林おくの、日本ていえん(庭園)と

「書道美術館」が、文化的なかおりを

はなちます

Img_5730 手入れの行きとどいたお庭。

はつもうで(初詣)と

有名人豆まきとで 有名な

成田山ですが

ふだんのまじめなお寺に おまいりし、

心・あらためるのが、

ツウ(通)のやり方。

そして、おみやげは ていばん(定番)の

Img_5768 ピーナッツ和えのもとと、鉄砲漬で、キメれば、ばっちりです(あと、米屋の和菓子)

 

 

 

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千葉の観光地・1~ホキ美術館

2012-03-02 | まち歩き

ちば(千葉)に住む お母さんと、

「ホキ美術館」に出かけたチット

Img_5753_2 日本初の「写実絵画専門美術館」として

とけ(かんじ:土気)に

はなやかにオープンして一年。

タンネン(丹念)に えがかれた

美しい作品をちんれつする

うるわしい びじゅつかん(美術館)です。

Img_5750 <日本建築学会賞受賞の 長い建物>

 

土気駅から車で10分の びじゅつかんのまわりは

「天然ガス」が出る以外、

何もない住宅地

にもかかわらず

「ホキは、訪れる価値がある」

と、

チットは言います

・写実は、アートとは言えず、

・写実画家は職人

・技術の精緻を賞賛するのは いかにも日本人。

という

いけん(意見)があるそうです。

でも、

美しいものをえがいた時の 

写実作品は

マジ・うつくしい

http://hoki-museum.jp/gallery/index.html

もちろん

見ている人々の口からは

「まあ~、なんて細かい

 髪の毛一本一本まで。

 写真みたい・・」

お決まりの文句が 出てきますが、

それは、

「ボキャ貧」のためであり、

うまく・言いあらわすことは できないけど、

ステキなものを見た時の、

アドレナリンは かくじつ(確実)に出ているのです。

Img_5754 (曽根茂「深冬」 2010)

「風景画や静物画」も、

やっぱ 

シャシン(写真)とはちがう。

たまたま、いらっしゃった

保木さん(館長)の

おうよう(鷹揚)なお人柄に せっすると

かんどうが より・ふかまります。

Img_5757 <右上の紳士が保木館長>

 

「人物画の成否は、モデル次第」

チットは ずばり 言ってます。

ありのままに迫る写実は

人体の

キタナイ・ブブン(部分)も 

かいちゃうから、

シワやシミ、たるみにクマ、くすみ

そして年れいも、

モロ出

・・・・・

じゃあ、たとえば

クリンが気にしてる

こんなとこや、Img_5774 (鼻の頭のはげ)

こんなとこや、Img_5772 (たまに粗すぎる毛並み)

こんなとこも、Img_5773 (わきの下の穴)

ありのまま・そのままに

かかれちゃうの?

そんなのって・・

 

・・・・

アートじゃないわ~

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