With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

うーーん、なんとも・・・。

2005年03月27日 | 日常
実は戦史モノ好きなんで、映画「ローレライ」はとっても興味があり、公開前に原作を読んでおこうと思っていた。でも何冊かを同時に読み進めるんで、結局いまだ読み終わってない。
原作「終戦のローレライ」、やっと2巻目の後半まで読み進んだ。

でもなあ、もう読む気しなくなった。
ナチス・ドイツの人体実験の描写が出てくるんだけど、もろ、フィクションだろっ!?、ていう描写があったから。
動物実験を人間の生体実験に、さらにエスカレートさせて置き換えたような描写と言えばいいのかな。あれじゃホラーだな。ナチス・ドイツの狂気をより強烈なインパクトを持って読者に訴えたいんだろうけど、付け足しはまずいよなあ…。嫌悪感を抱いた、というよりひいた。たぶんもう読まない。

先の大戦は、終わってからまだ60年しか経ってない。つい最近のことだし、まだまだ体験をした人達はまわりに多くいるはず。自分の子供の頃だって、親が幼い頃広島で被爆したからと言って定期健診を受けてる友達が何人かいた。あの戦争はまだまだ身近だった。
もっとそういう人達のリアルな声に触れる機会を持ちたい。自分達より、もっと下の世代になると確実に戦争は遠い過去のお話になってしまうんだから。空想科学小説になってしまう前に…。

こないだのNHKスペシャルで、東京大空襲を生き残った人がインタビューに答えてた。
90を超えたおじいちゃんで、今だ現役で小さな中華屋を切り盛りしている。
妹さんを空襲で亡くされたそうで、「助けてやれなかった、俺の代わりになってしまったかも知れない、可愛そうなことをした、一時も忘れたことなどない」と泣き崩れた。
そんなもんだと思う。


今日は久しぶりに「TEDDY BOYS」のリハ。
ちょっと時間が空いちゃったなあ。素敵なゲストもありで、先への楽しみが増えた。
あー、ライブやりたいなあ…(笑)。

で、買ってしまいました、バインダー。