SPEC8話。
その前に立ちはだかる夜のお仕事。
見れねーじゃねぇかぁぁあ!
なんとうちのビデオ、タイマー録画が壊れているのだ。
だからわざわざリアルタイムで待ってたり、軽井沢からSPECを録画しに帰ったりという奇行を繰り返しているのだ。
くっそ、絶対に見逃せない回なのに。
もういっそバックれるか。
いや、まだ手はある。
誰かに録画を頼もう。
数少ない知り合いたちに片っ端から連絡を取る。
「ちょっとビデオ録画して欲しいんだけど」
「ビデオ?もうないよ」
「CDロムにしか録れないけど見れる?」
「HDDにしか録画できないよ」
ビデオに・・録画・・
あれ?
ビデオ録画って古いの?
なんだこの置いてけぼり感。
あとはHさんに頼んでみるか。
「おまえまだビデオ録画なんかしてんのかよ!うははは」
そして後日、
ヘタレパチンカーのSくんは未だにビデオ録画している。
とブログネタにされる。
未来を予言するSPEC。
だ、ダメだ!
Hさんはダメだ。
事務員Aさんに頼んでみる。
まだビデオが残ってた!
録画も快く引き受けてくれた。
助かりました。
というわけで、
SPEC8話。
未来を予知するSPECを持つ冷泉俊明を奪還した
瀬文と当麻は、冷泉の自由と引き換えに
それぞれが求めていた情報を得る。
瀬文には、どんな病も治癒するという
SPECを持つ人物の出現場所。
当麻には、一十一の住所。
そして瀬文と当麻はそれぞれの目的を果たすため、
冷泉から渡された住所へ向かう。
一十一の住居を訪れた当麻は、
一十一と再び対峙するが、
時を止めるSPECを持つ一十一により
ビルの屋上から落とされてしまう。
一方、瀬文はヒーリングのSPECを持つ者を発見するが、
植物人間と化し、眠り続ける志村の治癒と交換条件に
公安の中にいる津田の身柄の確保を命じられるのであった。
物語の核心に向かって、
毎週少しずつ動いているが、
今回はかなり大きく動いたような。
一十一が当麻に「君が僕の家族を皆殺しにしたんじゃないか。
爆弾魔のくせに」
のセリフが謎。
前回の終わりに一十一の母を見て当麻が
「お母さん?」とつぶやいたのも気になっていた。
ビルから突き落とされた当麻は
何故か実家らしき家のベッドで目を覚ます。
しかも無傷。
当麻が「おばあさま」と呼ぶ人物が、
当麻が今まさにビル屋上から地上へ激突する寸前に
振り替えるシーンで、「沙綾、ヨウタ、いい加減やめなさい」
というセリフが聞こえる。
ヨウタって誰?
流れからして子供の頃の当麻と十一が喧嘩してるのを、
おばあさまが叱ってるシーンを連想するが。
そして治井が仏壇に手を合わせるシーン。
写真には夫婦と十一らしき子供が映っている。
だが母は現在十一が母と呼んでる人物とは違う。
写真に写りこんでいる家の表札は読めない。
?藤喜と読めなくもない。
当麻と十一は姉弟なのか?
だが、十一の現在の母を当麻が「お母さん?」と思い、
十一は「家族を皆殺しにされた」と言っている。
後に現在十一が母と呼んでるパート先へ
聞き込みするが、その際に「未婚の母」
という情報が出てくる。
38歳。ずいぶん若い。
分からん。
十一が記憶を書き換えられるSPECを持つ人物と
行動を共にしてるのが厄介。
登場人物の生い立ちが全て白紙になったようなモンだ。
十一の両親は死亡。
当麻の母親は現在の十一の母親。
十一がSPECを持つ以前は当麻ヨウタという名前で、
沙綾が以前はニノマエ沙綾という名前だったのか。
そして沙綾が爆弾事件を起こし、当麻の両親が死亡。
ヨウタはSPECに目覚め、記憶を書き換えられる
SPECを持つ人物に祖母と沙綾、それから一二三
の記憶を書き換えさせる。
ヨウタは十一を名乗り、一二三の子供として暮らす。
なんの為に?
十一は母である一二三を守る為に、
SPECを使い、望まぬ人殺しをしてるハズ。
こうなると十一と沙綾は血縁の姉弟、
或いは兄妹ではないことになるが、
8話の最後で十一と沙綾が感覚を共有してる
描写で出てくる。
この場面で、もしかしたら姉弟なのか?
と思ったのだが、
しかし単に姉弟だからと言って、
感覚を共有することはない。
双子ならそういう特殊なこともあるかも知れない。
分からん。
だが、十一を倒す方法は見つかった。
十一の時間干渉が発動してる時に、
十一から名前を呼ばれた者だけは、
その能力から解かれる。
その間にスキを見て撃ち殺すしかない。
だが、今回は同じミッションに従事していたからであって、
今後そのようなことはないだろう。
そういう意味では千載一遇のチャンスだったが、
志村の回復しか頭にない瀬文には
十一の抹殺など毛頭ないことであった。
これで当麻と瀬文が十一に勝つには、
自力で十一のSPECを無力化するしかない。
或いは弱点を見つけるか。
どれくらいの時間を十一が止めておけるか
は分からないが、能力者には必ず弱点がある。
人の心を読むサトリでさえ、
その能力の発動と引き換えに、
充分な睡眠を
そしてもう一つの謎であったパンドラの箱。
これは特殊能力者対策特務班/警視庁公安部公安零課、通称アグレッサー
であることが分かった。
零課はSPECを持つ人間を抹殺している。
そしてそれに対抗する組織。
世界中の何者かが関与してると思われ、
一十一はこいつらの命令で動いている。
サトリもそうだったのだろう。
その目的は、世界中の要人のサブコードを書き換える。
サブコードてなんだ?
んで、瀬文と当麻を未詳に呼んだのは、
野々村であった。
ほぼSPECに相当する能力を秘める当麻は分かるが、
瀬文を呼び寄せた理由はなんだろうか?
そして次週。
一十一と対峙する瀬文
たぶん野々村は殉職
当麻がSPECに目覚めるか?
というわけで、いよいよクライマックス近し