現在1章の桐生編終盤。
■ストーリー
東城会6代目会長である堂島大吾は関西最大勢力である近江連合との衝突を予見し、関東・関西外の戦力を補強すべく福岡へ乗り込む。
福岡の地元極道組織「山笠組」と盃交渉をする為である。
交渉を終えた大吾は護衛も付けず単身で福岡の街へ繰り出し、そのまま謎の失踪を遂げてしまう。
大吾は失踪する直前にとあるタクシーに乗り込んでいた。そのタクシーの運転手こそが鈴木太一と名前を変え堅気に身を潜ませながら生きる元東城会4代目組長、桐生一馬であった。
大吾の失踪に合わせたかのように福岡に現れた近江連合若頭直参渡瀬組の組長・渡瀬勝。死期が迫る近江連合7代目組長亡き後、8代目の座に最も近い男。
この渡瀬と大紋違いの兄弟分である、東城会本部長兼会長秘書の青山稔も大吾失踪の事態を受け、会長代行として福岡の地を踏む。
青山は盃交渉相手の山笠組・組長である斑目を盃交渉の相手に相応しくないとし、その手に掛ける。そしてその場に居合わせていた桐生にその罪を被せて逃走する。
東城会、近江連合、それぞれの思惑が眠りについていた龍を呼び起こしてゆく。
こんな感じな第1章。端折りすぎて何がなにやらな感じですが。
しかしストーリー全く覚えてないなぁ。記憶喪失を疑うレベル。新鮮な気持ちでプレイできて良いけど。
桐生には悪いけど、ここまでスーパー巻き込まれ体質だと、もう笑ってしまう。シリーズ2でとっくに極道から足を洗ってるんですけどね。2は自ら飛び込んでいった感があるから仕方ないけど、3,4,5とことごとく東城会のモメゴトに巻き込まれてしまう。
これだけ抗ってもなお巻き込まれてしまうなら、いっそもう復帰すればいいじゃんとすら思ってしまうけど、ここで復帰しないのが桐生一馬。
■サイドストーリー
極道を捨て、沖縄で孤児の養護施設を開き、身寄りのない子供たちの世話をしながら静かに暮らしていた桐生であったが(時に東城会の抗争に巻き込まれながらも)、その生活に終止符を打たなければならない時がきた。
子供の頃から親代わりをして育ててきた遥がアイドルデビューすることになったのだが、その事務所から提示されたデビューの条件が「桐生を養護施設から追放する」というものであった。
元ヤクザに育てられたという過去は、これからアイドルとして華やかな道を生きて行く遥にとってはスキャンダル以外の何物でもなかった。
そうして沖縄の孤児院を出た桐生は福岡の街に流れ着き、そこでタクシー会社の社長である中島と出会い、タクシードライバーの鈴木太一として行きてゆく。
タクシードライバーの鈴木さんとして、様々なミッションを受けるが、これがなかなか楽しい。目的地まで道路交通法を遵守しながら制限時間内に客を送り届ける送迎ミッションと、客と円滑な会話コミュニケーションを図る会話ミッション。暴走族と化した走り屋チームとの高速レースバトル。
会話ミッションは選択肢を選ぶだけでさほど面白くもないけど、運転シミュレーターをプレイしているような送迎ミッションがなかなか面白い。
急な飛び出しに気をつけながら、道路交通法を守って走るだけだが、制限時間があるのでなかなか難しい。急発進や急ブレーキ、急ハンドルも減点対象。信号がなかなか変わらなくてつい信号無視をしたくなる。
このサイドストーリーは強制ではないのでプレイしなくても本編進行に影響ないが、サイドストーリーのミッションをこなせば客からチップが貰えたり、とうぜん労働しているのだから給料も振り込まれる。
1章はバトルで得られる金額がかなり少なく、カジノもないので、サイドストーリー以外で金を稼ぐにはパチンコするしかない。しかしこのパチンコがどういうわけか全く当たらない。釘もゲームとは思えないくらい悪い。正直時間と金のムダ。
地道に働いて金を稼ぎましょうね、というSEGAからのメッセージなのかもしれない。
■バトル
直前までイースやってたおかげか、強い自分が怖いッス状態。あまりこのシリーズで防御に専念したことがないけど、とにかく防御がハンパない。指が勝手に動く。
防御ちゃんとするとここまで快適になるのか。回復アイテムほとんど使わない。
今ならナントカカントカとかいうシリーズ通して登場する裏ボスすら倒せそうな気がしてしまう。いつもは絶対に勝てないので完全スルーしてますが。
そもそものバトルシステムも良い。4がヒドすぎたのだろうか。
章が始まって早々に小牧の孫から小牧流を教わる事ができる。この孫がけっこう強いから最初は少し苦労するが、「はじき返し」まで体得すれば後は作業と化す。これ覚えると防御と攻撃が同じ動作で行う事ができて、まさに攻防一体。そのまんま。
章の後半で山笠組本部に乗り込むまでに最低この「はじき返し」を体得しておかないと、ボス戦でけっこう苦労することになる気がします。
という感じで福岡の街がけっこう良くてついついダラダラとプレイしてしまうけど、そろそろ2章へ行く頃合いかな。