花粉症の注射を打ってもらうべく、ミッドタウンに突入したものの、見える限りの案内板を探しても見つからない平石クリニック。
知らない人の為に説明しておくと、ミッドタウンというのはミッドタウンというビルが建ってるわけではなく、いろいろなエリアの総称としてミッドタウンと呼ばれているのです。
しらんかった。もう少し事前調査をするべきだった。
そんなわけでスタート直後に早くも迷宮入り。土曜日は午前しか診療してないので、あまりモタモタしてると診察時間が終わってしまう。
近くに女性の警備員さんがいたので聞き込みをしてみると、僕のいる場所からまっすぐ行った先のなんたらタワーの中にあるとのこと。
少し歩いてなんたらタワーの中へ。おおっ、なんかすごいオフィスビル。こんなトコに病院なんかあるのかよ・・・。半信半疑で受付に掲げられた案内板を見てみる。
ない。なんなんだ。
受付のお姉さんに聞いてみると、特別外来がなんたらで奥のエレベーターから6Fへ行って下さいと言われた。そんなの言われないと分からんだろ。たけしの挑戦状かよ。難易度高すぎるわミッドタウン。
6Fでエレベーターを降りると、そこに平石クリニックがあった。いやぁ長い旅路であった。
よく分からない達成感に浸りつつ、受付を訪ねる。さすがミッドタウンに店を構えてるだけあって、内装もピカピカ。そして若い看護婦さんがこれでもか!というくらいにいらっしゃる。
初診なので恒例のアンケート用紙を記入することになったのだが、その文言を読んでいると最後の行で筆が止まる。
注射は尻に打ちます。
注射は尻に打ちます・・・注射は尻に打ちます・・・射は尻に打ちます・・・は尻に打ちます・・・尻に打ちます・・・尻に・・・尻に・・・
尻に!?何故そんなところに打たなければならないのか、それがシリたい。考えただけで身の毛がよだつ。お助け下さい、肛門さま!!
くっ!いかに注射は平気だとしても、肛門は無理だろ。ニコチャン大魔王でもあるまいし。ウンコしたら全部出ちゃうぞ☆
しかし・・ここまで来て、何もせずに帰るわけにはいかない。
アンケートを提出してドキドキしながら待合室で待つ。待てよ!ははーん、そうか。注射は看護婦さんが打つよな。それはそれで恥ずかしいけど、でも看護婦さんに打たれるなら本望ですッ!オラ、ワクワクすっぞ!
身はたとい 武蔵の野辺に朽ちるとも とどめおかまし大和魂。
なんか我ながらヒドイ内容だけど、あともうちょっとだけ続くぞ。