無知の涙

おじさんの独り言

アマプラ 鬼太郎誕生秘話

2024年05月10日 | 日常

5/6に井上尚弥選手の試合を見るべくアマプラを事前に確認していると、鬼太郎誕生秘話なるものが目に入った。

映画でやってたんだっけ。

小学生の頃に図書館にあった妖怪図鑑のようなものを手に取ったのが鬼太郎との出会いでした。

それからしばらくして、今では3期と呼ばれているアニメが始まった。

テレビ版の鬼太郎は図鑑で見ていた鬼太郎よりも、だいぶポップな見た目になっているわ、正義のヒーローのように戦うわで最初は違和感を覚えたものだが、テレビ版を見続けている間にすっかり自分の鬼太郎像はテレビアニメ版に塗り替えられてしまった。

2020までの間に6期まで放映されつつ、深夜枠で墓場鬼太郎も放映され、現在もTOKYOMXで再放送されていたり、ドラゴンボール並みに息が長い作品。

6期も何話か見たけど、3期の鬼太郎と比べると陰がある怖い雰囲気を纏っているのを見て、そういえば鬼太郎って別に人間の味方でもなんでもないんだよなと思い出しました。

アニメのジャンルもバトルアニメ寄りに作れられているが、鬼太郎の武器が服を投げつけたり、髪の毛を飛ばしたり、下駄を飛ばしたり、いわゆるエネルギー波のような派手な攻撃方法は無く、当時のバトルアニメと比べるとやや地味である。

と思っていたら、6期で鬼太郎がレイガンみたいなエネルギー波をぶっ放してて驚いた。

そんなのより、ネコ娘のバージョンアップっぷりにビビった。何がどうなると、ああなってしまうのか。

ネコ姉さんとか呼ばれてるし。

そこに触れるなら、砂かけばばあもなんとかしてあげて。

令和の時代にさ、おーい、砂かけばばあ!って呼ばれて、どうしたんじゃとか返事してるけどさ、なかなかに失礼。

ブタゴリラの現象と似てる。ブタゴリラで怒らないということは、ゴリラブタでも怒らないのだろうか。

なんかブタゴリラだから許されているのであって、ゴリラブタは怒りそうな気がする。

メカゴジラっぽいイントネーションだから、耳障りが良くてカオルくんが聞き流しているだけではないだろうか。

それと同じで、砂かけばばあだと怒らないけど、普通にばばあって呼んだら怒りそうな気がする。

なんの話。

 

肝心の鬼太郎誕生秘話を観た感想。

鬼太郎の父と母が現役の頃の話。昭和32年だったか。

鬼太郎がどのようにして生まれてきたのか、それは墓場の鬼太郎でも描かれていますが、そこに至るまでの経緯が描かれています。

ただ、墓場から這い出た鬼太郎の左目が、最初から失われている。

墓場の鬼太郎だと、鬼太郎が墓から出てくるのを目撃した人間が恐怖のあまり鬼太郎を突き飛ばしてしまい、その際に墓石の土台に左目をぶつけて失明してしまったハズであるが、この改変にはどういう意味があるのだろうか。

これだとまた鬼太郎の左目が目玉の親父だと勘違いする人が続出するような。

目玉の親父は親父の目玉です。

なに言ってんだコイツ・・と思わないで頂きたい。

なぜ鬼太郎の父が初登場時にミイラ男みたいな見た目だったのかは今作できちんと描かれています。

母の方は最初のカエルの目玉喰ってた印象から比べると、ぜんぜん違う。

見た目についてはこれまた父と同じで、そうなった経緯が描かれてますが、客人にカエルの目玉を勧めて自分でムシャムシャ食べるような感じとは程遠い。精神も無事では済まなかったのだろうか。

と、後付けこじつけ感はあるものの、個人的には面白かったです。

久しぶりに3期を見返したくなってきました。

 

 

 



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