□ストーリー
桐生、冴島、秋山、品田の4人は導かれるままにそれぞれ東京・神室町の地を踏んだ。
近江連合の8代目を狙う、渡瀬に勝矢も神室町入りを果たしていた。
今回の一連の絵を描いた人物を誘き出す為に、桐生、冴島、渡瀬、勝矢の4人は神室町ヒルズの屋上で死闘を繰り広げる。
最後に生き残った者は必ずこの場に現れるであろう黒幕を暴き、この一連の騒動のカタを付けると誓い合い。
しかし最後の勝者はいなかった。狡猾な黒幕の手により、4人全員狙撃されてしまう。
辛くも一命を取り留めた4人であったが、時間はそれぞれに回復する間を与えてはくれない。
時は無情に流れ、朴の夢、澤村遥の夢を叶える日本ドームでのコンサート当日。
ステージに立つ遥を客席から狙う狙撃手。
神室町では神室町ヒルズが何者かに占拠されてしまうという事件が起きていた。
その神室町に突如として現れ、街中で無差別にマシンガンを乱射する謎の勢力。
東城会本部を占拠し、会長の座で待ち構える真の黒幕。
それぞれの大切なものを賭けた最後の戦いが始まる。
というわけで、クリアしました。
プレイ時間、80時間ちょいとけっこう掛かった。
面白かったなぁ。
次どうなるんだろう?と絶えず気になる展開で、グイグイ引き込まれました。2度目のプレイでしたが。
それぞれのラストバトルも用意されてて、なんだかヒーロー物を観ているような熱い展開。品田も良かったけど、秋山が最高。
とは言え、最後の方はちょっと煩雑なストーリー展開と言わざる得ない部分もある。
ビルの屋上で決闘するのはいいけど、ここまで回りくどいやり方をしてきた相手なんだから真っ向勝負なんてするわけないじゃん。
勝矢はなぜ真相に辿り着く先見の明を持ちながら、隣のビルに敵が現れるくらいの事を考えられなかったのか不思議でならない。同じ高さのビルが周辺に全くないならまだ分かるけど。これは確かPS3でプレイした当時も不自然すぎて萎えた記憶。
そして真の黒幕がどう考えても力不足で物足りないし。最後にプレイヤーをアッと驚かせる為にはそこまでの過程で何かしらの絡みがないと成立しない。プレイヤーを最後まで話に引き込むためにそれまで黒幕だと思われた自分はどんどん死んでゆく。結果、最後に残ったのは「え?こいつ?」と思わざるを得ない小物になってしまう。見てる側の裏をかき続ける事に終始してしまうと、こういう展開が多くなる。
でもそれらを補って余りあるラストの怒涛の展開は感動してしまった。
随所で入る氷室京介の歌もストーリーをグッと引き立たせて、ほんとイイ味だしてました。作品の雰囲気にも合ってましたし。2極みではほんとガッカリしてしまったので、これは良かった。
レースゲーム、FPS、ダンスゲーム、育成ゲーム、野球ゲームとそれぞれ本格的とは言えないかもしれないけど、遊びの幅もかなり広いし、ストーリーも良し、音楽良しでちょっと個人的な龍が如くランキングが揺らぎそう。
あんまりにも綺麗さっぱりと内容を忘れているので、これではいかん!と一応メモのつもりで文章に残したので、今回はしばらーく、3年くらいは内容忘れないと思います。たぶん。
まだ未プレイの方はおススメです。