限定品
九州に行ってきたらしく、お土産に焼酎を頂きました。
限定品 甚七
「限定品なんだから味わって飲んでくれよ」とKさん。
家に帰って飲んでみると、確かに美味い。臭みがなくて、スッキリした味わい。
そして一晩で飲んでしまったとさ。
本当に暑い。
どっかの国では1ヶ月くらい夏休みがある、
という話を聞くけど、ほんとこんな暑いと
外での仕事はできませんよね。
死にに行くようなモンだ。
そんな夏真っ盛りな感じな今日この頃ですが、
1つだけ違和感が。
PSPのぼくの夏休みをプレイしつつ、
ああ現実の世界もそろそろ8月だなぁ、
などと考え、ふと気づく。
あれ?現実の世界、セミ鳴いてない、と。
だいたい梅雨明けた途端にミンミン鳴き始める
ような印象があるのだが、思い出せない。
いや、鳴いているよな。
セミが少ないというのは、
天変地異の前触れだという話を何かで読んだことがある。
関東大震災の文献を調べていた時だったか。
というわけで再検索。
あ、これだ。
蝉(セミ)と地震の関係については、
古来から様々な関連性が指摘されている。
即ち、地震の前兆現象を蝉が感じ取り、
七年に一度の”開花”の時期をずらすと言う訳である。
1923年(大正12)9月に起こった関東大震災では、
同年の7月から8月にかけて、
神奈川県橘樹郡登戸村(現川崎市多摩区)の一帯で
蝉が全く鳴かない夏であったと記録されている。
同様の現象は、埼玉や伊豆半島でも見られたという。
また、1707年(宝永4)夏には
伊勢国萩原(現在の三重県亀山市の一部)で
「蝉の声悉く打ち止まん…一帯真夜中の様に静寂也」
と記し、天変地異の前触れではないかと
心配した村民の不安を庄屋が地元の郡代に申し出る
という記録が残されている。
死者2万人とも言われる宝永地震はその年の10月に起こった。
更に11月には世に言う宝永大噴火と呼ばれる
富士山の噴火が起こり、農作物に大被害を与えた。
ということで、セミが鳴かないってことは、
ちょっと不吉な現象なわけです。
そんでその事を職場の人たちに話してみると、
「セミって31℃を超えると鳴かないそうですよ」
あ、そうなんですか。
今日はKさんの結婚式。
結婚式と言っても、本編ではなく、
友人たちだけがお呼ばれする、
まぁ簡単に言うと二次会ですな。
結婚式の楽しみって、
あの教会なので少し残念。
太陽の光が降り注ぐ教会で、
バッハの「主よ人の望みの喜びを」なんて聞いていると、
柄にもなく心が安らいでしまう。
で、18:00スタートという微妙な時間なので、
さっさと仕事を済ませて行くつもりが、
やはりモタクサしてしまい、タクシーで駆けつける。
なんか結婚式って、いつもこのパターンだな。
ギリギリまで仕事してて、タクシーで急行し、
ギリ10分前に到着とか、そんなんばっか。
結婚式くらい余裕もって行きたい。
職場から招待されているのは僕とH次長の2人。
17:30に現地で間に合わせしていたのだが、
とうてい間に合わない。
17:50分到着。
ざっと周囲を見回すが、次長の姿がない。
やはり先に入ってしまったか。
受付には女性が3人と男性が1人いて、
男性にご祝儀袋を手渡すと、
「質問カードはお持ちになられましたか?」
質問カード?
僕「いいえ」
受付の男性「招待状に質問カードが入っていて、それに新郎新婦への質問を書いて当日お持ち頂くようになっているのですが・・・」
知らん。
僕「あ、そうなんですか」
受付の男性「・・・・」
僕「・・・・」
ちょっ、黙るなよ。
完全にやらかした人みたいになってるだろ。
僕「え?どうすればいいですか?」
男性「じゃ、ここで書いてください」
と言って、質問カードを渡され、
受付奥のテーブル席へ。
なんだ質問カードって・・・。
何を質問しろというのだ。
この開場まであと5分というギリの状態で。
質問・・・質問・・・質問・・・
「子供はいつ作りますか?」
違う。子供は何人つくりますか?
なんか男が聞くと下ネタ風だな。
えーと、えーと、
「仕事で遅くなると思いますが、何時までOKですか?」
なんだその質問。
つーか、そんなに遅くまで仕事してねぇよ!
18:30ごろ帰ってるよ、普通に!いつも!
ダメだ・・・気の利いた質問が全く浮かばない。
もう時間が無いのにぃぃぃ!
え?何時?いま何時?
と時計を探していたら、窓の外でタバコ吸いながら
僕を凝視してるH次長。
ちょっ、何やってんスか。
慌てて外に出て次長トコへ駆け寄る。
僕「あれ?もう始まりますよ!?」
次長「金って祝儀袋に入れるの?」
僕「ええ、僕はいちおう入れて出しました」
確かに次長が困惑するのも無理はない。
Kさんは会費としか言ってなかったから。
僕は念のため祝儀袋に入れて来ただけ。
そうしてもう18:00だというのに、
奥のテーブルで次長が金を祝儀袋に入れ、
僕はひたすら頭を抱え質問を考えている、
という段取り悪い人たちの構図。
ほんとに驚くほど何も頭に浮かばない。
しょーもないことばかり浮かんで来る。
うーん、うーん。
北斗無双はクリアしたのでしょうか?
もうこれしかない。
時間切れ。
慌てて次長と階段を登り、
開場のドアを開ける。
そこには10人席くらいのテーブルが2列並んでいて、
1列が新婦のお友達の女子郡。
もう1列がKさんの友人関係。
もちろん僕は誰も知らない。
うわ、完全にアウェイ。
HTM(人見知り)フィールド全開っ!!
つづく
セブンイレブンで懐かしいお菓子を発見。
蒲焼さん太郎。
ガキの頃、死ぬほど食った。
蒲焼っぽいトコは何一つ無いが、
そんなこと微塵も気にせずに食っていた。
懐かしさのあまり購入。
事務所で食べようと開封してみると、
小っさ。
明らかに僕の記憶に残っている蒲焼さんよりも小さい。
4割は減少してるよね。
蒲焼さんの内容量で感じる時の流れ。
引っ越しの話のつづき。
気づけば20時。
やべっ。
とりあえずその社長に電話してみる。
社長「21時くらいまでならいるから」
21時か。
なんかもう今日はめんどくさいな。
僕「明日でもいいですかね?」
社長「え?明日は、お誕生日会なんだよね」
お誕生日会?
そんな小さいお子さんいたっけ?
僕「ご家族のですか?」
社長「俺の」
何才児だよ!
むう。21時までしかいないなら、
もう出ないと間に合わない。
「じゃ、今から向かいます」
引っ越しねぇ。
と電車に揺られながら思う。
僕は何度も引っ越しをしているので、
物件探しにチョイうるさい。
今の物件は52000円。
一言に52000円と言っても、
けっこうこの物件に行き着くまで長い道のりがあった。
安くて良い物件を探すコツは、とにかく足を使うことだと思う。
今はインターネットがあるから、という考え方もあるが、
やはり基本は不動産屋に直接行くのが良いと思う。
行ったって、すぐに良い物件なんか出て来ない。
店頭で僕らが得ることの出来る情報なんて、
所詮は表層の部分でしかない。
言い換えれば、すぐに得られる情報なんて、
不動産屋にとって有利な物件でしかない、
ということだ。
よほど良い物件があったとしたら、それはエサだ。
あ、ちょうど売り切れちまいました、
でも他に良い物件ありますよ!
的なね。
最初は彼らの言いなりに物件を見て回る。
だが、そこで納得はしない。
延々NOと言い続けて、
何日かかってもいいから、
もういい加減にしろ、というとこまで連れまわすと、
そこで初めてラストカードを切ってくるのだ。
最初はPSと書かれたスペースを、
プレイステーション完備かと思っていたほど無知な僕だったが、
だいぶ鍛えられたのである。
そんな僕に物件を見て来いなどと。
辛口評価してあげましょう。
つづく