無知の涙

おじさんの独り言

仮面ライダーフォーゼ最終回

2012年08月29日 | テレビや映画

先週の日曜日で仮面ライダーフォーゼが最終回。フォーゼらしいサッパリラスト。

作品全体の個人的感想としては、あまり面白くはなかった。最初のライダー部結成まではとても面白かったのだが、中盤からどうもストーリーにメリハリがなく、なんかボヤッとした感じでそのまま終わってしまった。

毎週ダイジェストを観てようやく「あーあーそういえばそうだったね」と先週のストーリーを思い出すという感じ。

まず2号ライダーのメテオが完全に失敗だったとも思う。あまりに弱すぎたし、なんかいちいちダサイ。風車みたいなスイッチといい、必殺技のなんちゃらパニッシャーと言い、「ふぉ~~」という掛け声と言い。役者も変身フォルムも決め台詞もカッコ良かっただけに残念。拳法という設定がマズったな。最後のライダーキックは良かった。

フォーゼはフォーゼでせっかくのスイッチを生かし切れてないし。というか、スイッチあり過ぎるだろ。組み合わせ次第では最強スイッチがあるにも関わらず使わないし。最終形態のコズミックになってタッチパネル式でお手軽に出せるようになっても使わないし。バリズンソードばっかし。そしてラスボスには素手攻撃&ロケットドリルキック。彼は変身しない方が強いのではないだろうか。

今回は映画もパスしてしまった。

仮面ライダーはやはり殴る蹴るのシンプルな戦いの方が面白い。久しぶりにカブトのDVDを借りて観たけど、やっぱ面白かった。戦い自体は殴る蹴る中心でけっこうシンプルだけど、5年前の作品とは思えないくらい迫力ある。キックホッパーのベルトは購入しておけば良かったと心底後悔してます。アクセル並に後悔してます。

ダブル、カブトを超える作品の誕生を願いつつ、次のウィザードに期待します。

 

 

 


那由多の軌跡

2012年08月25日 | 軌跡シリーズ

ダンガンロンパ2もクリアしてしまい、いまのところ積極的にやりたいと思えるゲームがないので、とりあえず「那由多の軌跡」を購入しました。

ファルコムの「軌跡シリーズ」最新作。僕も去年の年末から、空の軌跡FC→空の軌跡SC→空の軌跡3rd→零の軌跡→碧の軌跡と一通りプレイしましたが、とても面白かった。

なかでも一番好きなのは碧の軌跡で、RPGとしては初めてクリア直後に2周目をプレイしてしまうくらい面白かった。

空~碧までは全てゼムリア大陸という1つの大陸で起こった話であり、時系列的にもきちんと繋がっている。ただ碧の軌跡完結時点でも全体の話としては半分くらいしか消化してない感じ。

そこで発売されたこの「那由多の軌跡」。とうぜんファンとしてはその続きを期待するところである。しかしその期待は裏切られ、まったく関係のない別の話だとのこと。

と見せかけて実は・・・というようなドッキリを期待していたのだが、アマゾンレビューを見る限りはどうもそういう事もなく、本当にただ「軌跡」という名のついた全く別の作品らしい。

本当にそうなのか?それを確かめる意味でも購入しました。中古で買ったつもりだったけど、初回特典と思われるCDやらDVDやら謎の人形を袋につっこまれた。どんだけ売れてないんだよ・・・。

プレイ当初の感想。ひどい。色々とひどいけど、いちばん腹が立ったのがキャラの会話ウインドウで顔グラが出てこないので、表情が全く分からん。これはなんというか、「らしくない」気がする。こういう細かい部分を大切にしている会社だと思っていたのだが。

町も狭いし、クエストも少ないし、いったいなんだって「軌跡」の名を冠したのか、やはり理解に苦しむ。

2時間くらいプレイしてヤメようかと思ったけど、さすがにモッタイナイと思い直してプレイ続行。しばらくやってるとだんだん面白くなってきた。この遊ばせる感は「さすが」といったトコだろうか。ボス戦がなかなか面白い。

アクションゲーム苦手な僕が行き詰らずにプレイできているので、難易度自体は低いと思います。魔界村やら忍者龍剣伝とかに比べるとですが。でも昔のアクションゲームと違って、「奥行き」という概念があるので、それを掴むのに少し苦労した。

いやほんとゼムリア大陸での続編をだして欲しい。

 

 

 

 

 


帰郷2012夏2

2012年08月20日 | 帰郷

翌朝は日曜日だったので、朝から甥っ子と仮面ライダーを観ようと楽しみにしていたのであるが、なんか子供2人で一生懸命に宿題をやってる。

どしたんだよ!!なんか悪いモンでも食ったか?夏休みの朝から学校の宿題をやるなんて、不健康かつ不健全である。宿題なんて8月31日に泣きながら済ませば良いのだ。

「テレビ見ないの?仮面ライダー始まるよ」、と甥っ子に聞いてみると、「仮面ライダーなんて観ないもん」

ガガーーン!!仮面ライダー『なんて』って言ったな!!ちっくしょう、お前の母ちゃんデベソ!!

デベソ「ちょっと!!勉強してるんだから邪魔しないでくれる!?テレビ観たいならあっちの部屋で1人で見なさいよ」

くっそう、相変わらず人をデキの悪い猿みたいに扱いやがって。それにしてもヒーローに憧れない子供なんているのだろうか。

試しに勉強が終わってから甥っ子に「なんか好きなヒーローとかいないの?」と聞いてみる。

甥「んー、ポケモン」

ポケモン!?ポケモンってポケットモンスターでしょ?ヒーローなのか?「他には?」

甥「マリオ」

マリオ!?ただのテンション高い配管工のオッサンじゃん。ウルトラマンとか聖闘士星矢とかそういうのをイメージしてたんだけど。

まぁそんなのは個人の自由である。モンスターだろうが配管工だろうがその子の目にヒーローとして写っているのであれば、それは間違いなくヒーローなのである。他者が文句言う筋合いはない。

 

そんな悲しい朝の出来事を経て、10:00前にみんなでお出かけ。

甥っ子はすっかり僕にブレイブボードを買ってもらう気まんまん。寝る前にコッソリと『周りの友達みんな持ってて、ぼくだけ持ってないんだ』と僕に打ち明ける。

周りの友達が持っていて自分だけが持っていない疎外感というのは、やはりツライものであろう。

僕が子供の頃は周りの友達もみんな持ってなかった。望むものを満足に買い与えられていたのは、本当に一部の一人っ子だけであった。

ゲームにしろ、漫画にしろ。

だから僕たちは安上がりな遊びを覚えたり、自分たちで考えたりしながら毎日を過ごしていた。

野球、サッカー、缶蹴り、メンコ、ケードロ、自転車トライアル、基地づくり、ヒーローごっこ、あとはもうその場の思いつきでしかない有象無象の遊戯たち。

野球とサッカーは初回に限り金が掛かる。野球はプラスチックのバットが600円、打球の飛距離を出す為にバットを補強するビニールテープが1本100円(最低でも2本は使う)、それにボールが100円。

サッカーはもちろんサッカーボールが必要。これが高い。でもサッカーボールはそこらへんの中学校や高校に忍び込んで草むらを探し回れば1つくらいは落ちてたものである。

メンコも20枚で100円くらいしたし、自転車も100段くらいの階段を一気に駆け下りるとすぐにパンクしてしまい、その修理で600円くらいかかってしまう。

やはり全く金の掛からない遊びというと缶ケリやケードロなどの道具を使わない遊びに限られてくる。ケードロもデパートや高層マンションでやるとタテの空間が発生するのでとても楽しい。

そんなわけで僕は貧乏ながらも比較的幸せな子供時代を過ごしたんじゃないかと思っている。そう思うと、望もむものを全て買い与えられるのが幸せなのか、ないなりに色々と工夫して遊んでいるのが幸せなのか、よく分からなくなる。

 

閑話休題。スポーツ用品売り場にそのブレイブボードを発見。

これが噂のブレイブボード↓

小6の時にスケボーやってたけど、スケボーよりもだいぶ難易度が高い感じ。車輪が前に1個、後ろに1個しか付いてないので絶えず板が傾いている。初動からバランスを取らないと乗ることさえできない。

スケボーは車輪が4つあるので板自体は傾かない。助走つけて板に乗った後は、後ろ脚でスケボー板を前に押し出す感じで体重を掛けて、前足で板を左右に滑らしながら進んでゆく。旨くなれば旋回も加速も思いのまま。

しかしこのブレイブボードはどうなの?そこまで自由性がないような気がするけど。

ちょっとケガの心配はあったが、姉も義兄も特に反対してないし、まぁ子供なんてケガして当たり前の生き物。痛みを知らないから平気で他人を傷つけてしまうのである。

そうしてブレイブボードを購入。帰ってさっそく甥と一緒に遊んでみたけど、これは想像以上に難しいだろ。

 

 

 

 


帰郷2012夏

2012年08月16日 | 帰郷

久しぶりにお盆に実家へ帰りました。夏に帰るのは本当に久しぶり。

冬に帰ると特にどうってことないけど、やっぱ夏は緑が多い田舎で過ごすのが良いですね。

東京に比べていくらか涼しいし。

夕方に縁側へ出て蝉の声を聞きながらビールを飲んでいると、ちょっとだけ秋の気配をまとった涼しい風が吹いてくる。

そんなことをされると夏を好きになってしまいそうで困る。


半年ぶりに姪と甥に会ったわけだが、やはりこの年頃の成長は早い。

特に男の子は早い。食事の量が多くなり、寝る時間がだんだん遅くなってくる。体力がついているのだ。

まだ小2なので徹夜で遊ぶのは無理そうだけど、あと2年もしたら平気で朝まで遊んでいらるようになる。経験的に言うと。


しかしこの純朴な子供達もあと何年かすれば当然のように反抗期を迎え、母や父に食ってかかるようになるのか。今は想像もできないくらい素直な感じだけど。

う、うーん、食ってかかるて、この母に?生涯反抗期みたいな感じだけど。お手柔らかに。


ダンガンロンパ2クリア

2012年08月13日 | ゲーム
スーパーダンガンロンパ2クリアしました。

中盤がダレダレでダルかったけど、最後までプレイしました。


良かった。終盤は盛り上がるだろうと思ってたけど、予想を遥かに上回った。

展開としては『力わざ』と言えなくはないし、それによってだいぶ粗さが浮き彫りになってしまったけれど、それでも作り手の方々がこの絶望的なゲームを通して伝えたかったであろうメッセージは『しっかりと』伝わりました。


エンターテイメントというカテゴリーに置いて、これはとても大事なことだと僕は常々思ってます。少なくともその逆よりはずっと良いのだ、と。

素晴らしいと思います。


すごく余計なことなのだろうけど、このメッセージはそのまま今のゲーム業界にも伝えたい。


エンディングもきちんとしていたし、『やりきった』という感じですね。


何よりも驚いたのは、クリア特典でプレイ可能となるゲームの充実さ。

コロシアイの起こらない南国での生活を堪能できるモードやら、モノミのアクションゲームやら。

気前いいなあ。