無知の涙

おじさんの独り言

包帯を取ってみる。

2010年03月08日 | 怪我・痛い系
プロレスラーは傷口をアロンアルファで塞いでいる、
とKさんが言っていたが、本当なんだろうか…


というわけで、頭をホチキスで止められてから数日が経つわけですが。

まさか頭に包帯巻いてパチンコ打つわけにもいかないから困ったものである。


あ、包帯取ればいいんだ。

まだ取ってはイカン!
と医者から言われているが、仕方ないよな。


で、包帯を取ってみる。
見事に傷口の周りだけ毛がないので、まる見え。


コレって、この傷口の部分だけ永久脱毛なんだろうか。


とりあえず大人しくしていよう。

CTスキャンでバカがばれる?の巻

2010年03月05日 | 怪我・痛い系

前回からのつづき


プリクラでも撮るかのような軽いノリで
僕の毛髪を刈るべくにじり寄る看護婦さんたち。

しかも、あろうことか、
カミソリで剃ろうとしていやがる!

僕「ちょっ、全部剃る必要はないですよね!?」

看護婦さん「でも縫うのに邪魔だからぁ」

僕「邪魔になる部分だけ剃ってください」


坊主になることに、なんら躊躇いはないけど、
抜糸前の縫い目がある坊主なんて危険が危ない。


なんとか坊主は回避。
いよいよ頭を縫うことに。

先生「じゃ、そこのベッドに寝てくださいねー」


頭を縫うなんて小学5年以来だな。
他の部分はよく縫ったけど。
などと思いつつベッドに横になる。


先生が必要な道具を看護婦さんたちに指示する。
「ホニャララとホニャララと、あとホニャララとボンド

あれ?ボンドっつった?今。

バンダイのプラモデルじゃないので、
ボンドじゃくっつきませんよ。


先生「じゃ麻酔するからねー。ちょっと痛いよーごめんねー」


いや、子供じゃないから。
注射はもともと嫌いじゃない。

そして1発。
さらにもう1発。
何故かもう1発。


いや、ゾウじゃないから。
1発で効きます。


先生「はーい、消毒しますねー。ちょっと痛いよー」

そう言うと、これでもか!ていうくらいに、
消毒液のついた脱脂綿を傷口にグイグイ押し付ける。


いでいでででで。
あれ?麻酔効いてなくない?

先生「それじゃあ、縫いますね」


普通に針で縫っていくかと思ったら、
なんかホッチキスみたいなヤツでガチャコンガチャコン
と打ち付けてる。


ホチキスとボンドって、わしゃ夏休みの工作か。

7,8回打ち付けて、ようやく終わった。
ちょっと痛かったけど、まぁとりあえず傷が塞がれば良い。


安堵していると「イソジン、ほらイソジン!」と言いながら、
イソジンを傷口に塗る先生。

イソジンてうがい薬じゃないの?

看護婦さん「はい、じゃあ起きてください」


ふう。なんかえらい大ゲサなことになったなぁ。
だから病院は好きじゃないんだ。
と思いつつ起き上がると、目の前に車イスを準備した看護婦さんが。

僕「は?」
看護婦さん「CTスキャン撮りますから、乗ってください」

僕「い、いや、歩けますから」
看護婦さん「そうですか・・・」


この看護婦さん、どこまで本気なのか分からん。


で、別室に入ると、
なんか巨大なイモ虫みたいな機械が。

先生「じゃCT撮りますので、そこに寝てください」


やれやれ、なんでこんなカスリ傷で、
こんな大げさなことになるんだ。

言われた通りに寝ると、
頭上で機械がウインウイン怪しく動いている。

先生「じゃ、頭の中を見ますから、大人しくしてくださいねー」

やばい。
バカだということがバレるんじゃないかしら?
いや、いいけど。

僕の頭の周りを旋回する機械。
何故かマスク・ジ・エンドを思い出す。

2分ほどで終了。

そのまま再び診察室に戻ると、
既に僕の脳内写真が。

脳の周辺がパチンコという文字で埋め尽くされ、
真ん中にポツンとエヴァ、ってそれ脳内メーカーだ。

先生「これがあなたの脳です」

お、普通に脳ミソあるな。
よかった。

先生「とりあえず脳内に出血ないから大丈夫でしょう」

そですか。

先生「いやー傷深かったですよ!親指が入るくらい」

あんだけグリグリしたら親指も入るわ。

先生「じゃ、薬3日分だしておきます。今日は酒は飲まないでくださいね」

そうして治療費9800円払い、
帰ってきたけど傷口が痛すぎて酒飲んで寝たのでした。


ヘタレ、頭を縫うの巻

2010年03月04日 | 怪我・痛い系
あまり面白くないので、
それに至った経緯は
こと細かく書きませんが、
頭をぶつけてパックリ。


ほっときゃ治るだろう、
と思ったけど、血が止まらないので仕方なく近くの外科へ。


先生が傷口見て一言。
「あ、こりゃダメだ」


え?ちょっ、なにが?

「これね、うちじゃできないよ。」

なんかバイクの修理みたいなノリだな。
うちにこの部品ないから修理できねッス。

あと医者がサラっとダメとか言うな。怖いから。


医者が看護婦さんに言う。
「○○病院に電話して!救急で入れないかって!うちじゃ縫えないから」


え?縫うの?
こんなカスリ傷で?


そうして看護婦さんがその病院に電話してくれて、なんとか緊急で入れることに。


で、先生が手書きでその病院までの地図を書いて渡してくれた。


あぁ、緊急で入る患者が、自ら歩いて行くパターンね。


しかもけっこう遠い。
徒歩20分。


雑な手書きの地図のせいで、
何度か曲がるポイントを間違えつつ、
なんとか病院へ到着。


「あのー○○外科で推薦されて来た○○という者ですけど」

推薦?
紹介だろ。
まぁいいや。


で、受け付けの看護婦さんから
汚い布袋を見るような視線を向けられながら、
とりあえず診察してもらえることに。

「けっこう待ちますけど?」と看護婦さんは言った。

え?じゃ別の日に来ます、ていう選択肢あるの?


あるなら喜んで帰りたいところだけど、
身元も割れてるし、黙って待つ事に。


けっこう待ちますよ?と前置きされたからには、
けっこう待つんだろうなと覚悟を決めたが、
待ち合い室の席に座るか否かのタイミングで名前を呼ばれる。


先生に経緯を説明し、
ベッドに寝かされる。

看護婦さんが数人やってきて、
「じゃ髪の毛剃りまーす」


え?


つづく