なんでドラゴンズが日本一になってんの?
久々にテレビ観たらビックリ。
この前どっかで巨人優勝セールやってたような気がしたのですが・・・。
まぁ、いろいろありますよね、生きてると。
僕も昨日は25000円負けましたし。巨人が優勝したのに中日が日本一になってても不思議ではありませんよね。
全く話しは変わりますが、みなさんは骨折ってしたことありますか?
僕は無いです。
本当に骨折されて痛い目にあった方には大変に失礼ですが、子供の頃は骨折したくてたまりませんでした。
小学2年生のころ、田村君という同じクラスの男の子が体育の授業で腕を骨折してしまったのですが、翌日からヒーロー状態。
女の子たちには心配されまくり、担任の女教師からは優遇されまくり、で悔しかったですね。
僕なんかその女教師から「さっさと田村君の給食を準備してあげなさいよ」くらいのこと言われました。
女教師に淡い恋心を抱いていた当時の僕の心は、パンクロッカーのジーンズくらいにボロボロ。
絶対に骨折してみせる!!!
と意気込んだのですが、全く骨折と無縁のまま月日は流れていきました。
最大のチャンスは16歳の時でした。
ウォークマンを聞きながら、よそ見して時速50キロほどで原チャリを運転してたら、前の車が急停車したのに全く気付かずモロに衝突。
10mくらい飛ばされて、側道の壁に激突。
原チャリは完全崩壊。車のバンパーはベコベコ。
僕は無傷。痛かったけど。
一応、骨折してる可能性があると思ったので、追突してしまった車を運転していたお姉さんに車で病院に連れて行ってもらいました。
骨折してたら、そんな普通にはしてられない、というのが医師の判断でした。
カルボーン食べすぎた所為か、かなり骨太らしいです。骨折は断念することにしました。
でも、ケガなら何度かしたことあって、救急車で運ばれたことが3回あります。
1回目は中1の時。バレー部に所属してたのですが、最後の片づけで張ってあるネットを降ろそうとして、レバーをクルクル回してたのですが、どうにもキツイ。
それ以上回せなくなって手を離したら、回したはずのレバーがスゴイ勢いで逆回転を始めて、回転しきったところでレバーがはずれて僕の頭に命中。
あまりにスゴイ音がしたせいか、先輩たちが駆け寄ってきました。
僕的には感覚がボヤけてしまって、あんま痛いって感じしなかったのですが、でも数秒後に突然血が噴き出してきてビックリしました。
マンガとかでありますけど、ホントに血って噴き出すんですよね。
スゴイ血の量だったので、出血多量で死ぬかと思いました。
で、救急車で運ばれて、病院に行ったのですが、そんなに傷は深くありませんでした。
医者が言いました。「頭ってね、大げさに血が出るんだよね」
大げさ・・・・
で包帯すら捲いてもらえず帰宅。
大げさだろうと何だろうと出血多量になりそうな恐れを感じたくらいに血が出たのだから、ちょっとヒーローになれるかも?
と淡い期待を抱いて、痛みも癒えないまま翌日からスグに登校したのですが、もうバレー部の先輩からクレームの嵐。
「あのあと大量の血を拭いて気持ち悪くなった」とか「メシ食えなかっただろ」とか。
バレー部以外の人たちは誰も知りませんでした。包帯も何もしてないから、誰も気付かず(-_-;)
それが1回目の救急車の思い出です。
2回目は高校1年生の夏休みでした。友達と地元の市民プールに行ったのですが、ふざけて飛び込み台から勢いよく足から飛び込んだのですが、プールの際の部分が高くなっていて、そこにスネを思いっきりブツケてしまいました。
スネだから、かなり痛い。
しばらく泳いでいたのですが、全く痛みが引かないので、おかしいな?と思ってプールから出て見てみると、
なんと一部分ですがスネの部分の肉が削ぎ落ちていました。スッポリ肉が無いのです。なんだか奥の方に白い骨が見えてるじゃありませんか。
傷を見たらスゴイ痛くなってきて、監視員に言ったら即救急車を呼ばれました。
海パン一丁で担架で運ばれる僕の周りに群がる子供たち。市民プールだからあまりお姉さんとかはいません。
しかも僕は恥ずかしいので「歩けるから」、と救急隊員に言ったのですが、「いや、歩いたらダメ」と無理矢理に担架に乗せられたのです。
そんで僕の乗った担架を持ち上げる際に救急隊員が
「おもっ」
そんな足じゃなかったら救急隊員を担架に乗せるところでしたが、スネの激痛は凄まじいものでした。不思議と血があまり出なかったですね。
肉が無いので、縫合にけっこう苦労したみたいです。帰ったらいっぱい肉を食べようと思いした。
今でも鮮明に傷跡は残っています。たまに「その傷どうしたの?」と訊かれることもありますが、若い頃にイロイロあったんだ・・・と答えるようにしています。プールで、とは言いませんが。
でも歩ける。やはり松葉杖の必要は無いのでした。
それが二回目の救急車の思い出です。
最後の1回は、カラオケボックスでした。
実は僕の体の中には悪魔の血が流れています。
それは先祖より伝わりし酒乱の血です。
日本酒を飲むと性格が変わってしまうのです。これは本当に呪われし遺伝だと思っています。
日本酒以外は平気なのですが、何故か日本酒はダメなのです。
子供の頃から酒乱の父親の姿を見てきましたから、自分にもその血が流れているのが本当に嫌で嫌でたまりませんでした。
暴力を振るう男と結婚してしまう女性ほど不幸なものはないと僕は思っています。
母を悲しませてきた父を僕はずっと子供の頃から憎んできたし、この先もずっと許すことはできないと思います。
父が僕にかなりの愛情を注いでくれていたことは感じています。普段は穏やかな人ですから。
でもね、そんな愛情なんて糞くらえです。自分が愛した人を悲しませるような男の愛情なんてカスです。
いくら子供に愛情を注ごうと夫婦がきちんと愛し合っていなければ、子供は不幸になるだけです。逆に夫婦が愛し合っていれば、子供はそれほど愛情を注がれなくても、自分の親たちの姿を見て、けっこう幸せに育っていくものだと僕は思います。
どれだけ愛されようと、子供の頃から父の姿を軽蔑という名のフィルター越しにしか見れませんでしたから。
恐ろしいことに酒乱のヤツって、自分が酒飲んで醜態さらした事実を、何か夢の中で起こったことのように処理しようとします。ここまで図々しいと、なんだか哀れになってきます。いやいやアンタは酒飲んで覚えてねーだろーが、それ以外の人は忘れないからね?けっして。
これだけ非難しましたが、僕にだってその血が流れているのです。
今は無いけど、これから先は分からない。
いつ爆発するか分からない爆弾。爆発するなら一人で死ね、です。
父だって若い頃は別にそんなことなかったようですから。
その事実が揺るぎないものであることを突きつけられた衝撃の事件が、そのカラオケボックスで起こったのです。
ライブの打ち上げでメンバーや来てくれた人たちと、カラオケボックスで飲んでいたのですが、その時に-どういう経緯でか忘れましたが-日本酒を口にしてしまったのです。
もちろん暴走モード突入。
ちょっと良く覚えていないし、あまり内容も書きたくありませんが、気付いた時には車の中でした。
右手が血だらけ。
両側には男の人が乗ってました。
あ、あれパトカーだ・・・・・