学校サボって友達の家でダラダラしてる時に、コンポから流れてきたNATIONAL MEDIA BOYSを聴いた時に電撃が走った。
BOOWYよりカッコいいバンドは存在しないと齢15にして確信した気になっていたが、その確信はSEXUAL××××のPVを見た瞬間にあっさり砕け散ってしまった。
その時から今に至るまでずっと聴き続けているので、曲単位でもアルバム単位でも思い出が完全にこびり付いてしまっている。
BUCK-TICKを失うと物理的に自分の何かが欠損してしまうのではないかと心配になるくらいなので、電車の中で櫻井さんの訃報を目にした時は夢の中にいるような感覚になってしまった。
そろそろILLUSIONが聴きたくなる季節になってきたと、朝の通勤時にAmazonmusicで聴いたばかりだったのに。
一度も解散せず、メンバーを誰ひとりとして欠くこともなく、35年ものあいだ活動されてきたので、70歳になってもこの5人で演奏してるのだろうと勝手に想像していた。
ご本人の意思とは無関係なのだから、早すぎる云々言っても仕方のないこと。
たぶん僕はこれからも変わらず同じ時に同じ曲を同じように死ぬまで聴き続けるのだと思います。
そういう意味ではいつでも手を延ばせばそこにその人を感じられるものが有り続ける、というのは幸せな事なのだと思うし、何かを創作するということは素晴らしいことなのだということを改めて思います。
もう2度とは帰れない 生まれてきたあの海へ
遠く消える青い星 見つめては俯いて
さよなら٠٠٠