スーパーの駐車場がいっぱい。
店内も人でいっぱい。
ホビットの村から年に一度の買出しに来たような
おばあちゃんたちの姿もちらほら。
ひとりひとりの買い物の量が多いので、
レジにはいつになく長い列ができている。
お煮しめの材料を買う。
かまぼこと伊達巻を買う。
伊達巻はどう考えても甘すぎるけれど、
色どりにきれいなのでついつい買ってしまう。
昔は大晦日の除夜の鐘と同時に
商店街が一斉に店を開けて初売りをしたそうです。
いまは商店街は閑散としてシャッターが下りたまま、
スーパーだけが年中無休の24時間営業。
便利になった。けれど、あらたまるひまもない。
昼からMはご近所へ餅つきに出かけました。
田舎でも電動餅つき機を導入した家が多いけれど、
昔ながらの臼と杵でついたのがやっぱり美味しい。
さてさて、わたしはりんごケーキを焼きましょう。
レシピは、50年くらい前の「ケーキ300種」という本で
銀座ケテルスのエリーゼ夫人が紹介していたもの…を
わたしが使いやすいようアレンジしたもの。
バターと砂糖が同量。粉と卵が同量。
本来は生のりんごのスライスを上にぎっしり並べて
丸い型で焼くドイツのお菓子だそうです。
うちではパウンド型で、りんごを中に混ぜ込んで焼きます。
大きい梨の最後の1個が半分だけ残っていたので、
りんごのかわりにざくざく刻んでいれてみる。
これは自宅用にして、もう1本はりんごで、
お正月に母へのおみやげに。
泡立ての手間もコツもいらず、オーブンに入れさえすれば
ちゃんと焼けてくれるおりこうケーキ。
明日はMは年末恒例の「蕎麦打ち」に出かけます。
わたしは台所のお掃除を…たぶん…(自信のない声)。