閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

猫穴移転

2007-12-20 11:53:17 | 日々

ちょいと事情があって、1階の猫穴の場所を変えました。
といっても2メートル半ほど横にずれただけですが。
さて、猫はどうするでしょう?

移動作業中に、外で真鈴が見ていたので、
穴から手を出して「おいでおいで~」と言ったら
トコトコとすぐ来て入りました。
なんて素直な猫でしょう。
たった一回で覚えました。

一方、珊瑚は、
きっと新しい場所がなかなか覚えられず、
元の場所で「んなぁ?」と首をかしげているに違いない!
とみんなに言われていたのに、
(そして誰にも教わらなかったのに)
いきなり「腹へったー」とまっすぐ駆け込んできたので、
「ええっ? さんちゃん、賢いっ!」と驚かれました。

元の場所へ行ってしまうのは茶々姫。
目が合うと「あけてぇ」と情けない声で訴えます。
でも、そのままほっとくと、ひとりでちゃんと入ってきます。
この子の頭の構造はどうもよくわかりません。

さて、残るは、すもも嬢さんですが…これは謎。
なにしろ新しい猫穴を利用する現場を
一度も目撃できなかったので。
それでもいつのまにか外にいたり、
いつのまにか中にいたりしたので、
まあ問題はなかったようですが。

床にはらばいになって、猫の目線で見てみると、
猫穴は思ったより目立ちます。
すきま風がそっちから吹いてくるのもよくわかります。
ちょっとした明るさの違い、空気の流れ、匂いなど、
猫は人より敏感に感じとって行動しているのかもしれません。

結局、わずか2日で、猫穴は元の位置に戻しました。
「ほらね、やっぱり動かすことなかったんじゃない」
と言いたげな顔のすもも嬢さん。
まったく気にしてないさんちゃん(気づいてないのか!)。
相変わらずどこでも「あけてぇ」と言ってるお茶々。
そして、ひとりだけ間違えてキョトン?としていた真鈴ちゃん。


ふあふあさん。
「話のタネ」…とどきました。ありがとうございます!
アンデルセンの「にわとこおばさん」を探してきて読みました。
あまり有名な作品ではないけれど、とてもいいお話です。
(この本はなんと1140ページで、厚さ6センチもあって、
ペーパーバックなのに「全集」で、索引があって目次がないという
ものすごい本ですが、こういうとき役に立ちます)

 

コメント
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