閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

しらたま

2016-12-08 15:54:59 | 日々



白玉の露…で始まるうたが何かあったような、と、
とりあえず「白玉」で検索してみるが、どういうわけか
鹿児島の芋焼酎ばかり出てきて、いっこうに目的地にたどりつかない。
 

違った、「露と答へて消えなましものを」だ。在原業平だ。

 

 

これは業平ではない、さんちゃんだ。
しばらく風邪気味で右目が涙目だったけど、治ったかなあ。

 

 

 

切り株の苔。ただの苔です。

 

上見るとこんな…だったのは先週のことで、
もうすでに半分以上散ってしまった。
手の届かない高さにある山もみじの黄葉が美しい。


さて、鈴猫の、その後。
昨夜のこと、寝ていたら2階の猫ドアがガタンガタンとやけにうるさい。
(ドア部分だけプラスティック、あとはスチール板なので、
出入りの際にけっこう音がする。ちなみにわたしは
そこから1メートル半のところに布団を敷いて寝ているのです)
何やってるのかなあ、さっさと入るか出るかしなさいよー、と、
寝ながら思っていたが、あれ? もしかして何かひっかかって
開かないのかな? と気づき、枕元のスタンドに手を伸ばした。
そのとたん、何かあわただしい気配と、「ちりちり」という鈴の音が。

ビックリして寝ぼけまなこで見ると、猫ドアの横のサッシに
3センチばかり隙間ができているじゃないの。
ということは、鈴猫、ブリッジでベランダまで上がってきたのか!
このサッシは開かないようにしてあるんだけど、
無理やりこじあけようとガタガタやっていたらしい。

そこへウラシマがどこからともなくあらわれ、のそのそと窓に近寄り、
鑑識のおじさんみたいに猫ドア周辺を「ふんふん」と調べ、
カーテンと窓の間ものぞいて「何もいませんね」と言った。
時刻は3時15分。
(じつをいうと、このとき、寝ぼけアタマの閑猫は、
鈴猫が部屋の「中」にいる!という妄想で固まっていたのでした。
あとから考えると、鈴猫があわてて逃げたとき、窓際の椅子にいた
きなこもシンクロしてあわてて逃げたため、見間違えた可能性大) 

翌朝よくみたら、猫ドアの枠と窓枠の間に細い猫毛が数本くっついていた。
チャコールっぽい黒い毛と、黒白二色の染め分けになった毛があり、
もしそれが本当に鈴猫のものだとしたら、柄はサバトラかサバ白…
わたしは科捜研じゃないからDNA鑑定とかできませんが、
たとえばウラシマの親戚みたいな奴、と考えてもいいかもしれない。

ひょっとして、そこで何食わぬ顔をしているウラシマが
手引きをしているのではないか…というあらたな妄想が生まれる。
ウラシマ、じつは先遣隊、興行でいうところの「先乗り」の役で、
内部でまず足場を固めたら、次々と一族郎等を呼び込み、
キジトラサバトラだらけにして城を乗っ取る計画ではないだろうか。

それにしても、どうしたら鈴猫を見ることができるのでしょうか。
やっぱり防犯カメラ~。


本日の「いいね!」


世界一大きいシュトーレン

シュトーレンはドレスデンが本場だそうで、
これは毎年やっているという名物イベント。
3年前には重さ4トン超というすごいのを作ったとか。
しかし、どうやって焼くのか? 巨大な窯を作って?
(閑猫はしつこく調べたので知ってるけど、内緒にしておこう)

 

コメント
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