閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

鈴の音

2016-12-02 23:30:34 | 日々

性格変わったカスタムりこちゃんは、強気で派手好み。

 

 

豪華絢爛。

 

 

火事みたいだよ。

 

水仙の葉。柵の中は無事。というか、逆に増えすぎて困るほど。

 

 

コナラの葉っぱも天然ステンドグラス。

 

 

もうすっかり葉を落とした山桜と、ひゅるひゅる雲。

 

向う岸に橋を架けるつもりらしい。

 

「のろし」ではありません。何かなあ。

 

豪華な雲をゲット。

 

木が伸びて、西側もだんだん空が狭くなってきた。
洗濯物や布団を干せる時間が、30年前とくらべると
だいぶ短くなっているんじゃないかと思う。
夏には木陰がありがたい反面、冬の日の短さは寂しい。


夜の9時過ぎ。
階下で「からから」と窓の開く音がした。
猫ドアのある窓だ。
うちの猫では、さんちゃんだけがサッシ窓を開けられる。
でも、いまは猫ドアから出入りできるため、ここを開けることはしない。
上からこっそりのぞくと、窓はたしかに10センチあまり開いている。
そして、さんちゃんは中にいる。
いま外から帰ってきたという様子ではなく、おなかを床につけて座り、
じいっと窓の外を凝視している。
少し離れて、ウラシマも同じように外を見ている。
クレ、きなこ、真鈴は2階に。すももは、お風呂の蓋の上で寝ている。
開けたのは…誰?

この「からから」を聞いたのは、じつは3回目なのだ。
いずれも夜で、最初は先週、11時ごろ。次は昨夜の10時ごろ。
開いた幅は10~15センチほどと、これも同じ。
すぐ行って、外をライトで照らしたけれど何も見えなかった。
最初のときは、ポルターガイスト現象みたいでちょっと怖かった。
Mに話して、前に来たアナグマではないか、ということになった。
アナグマは意外と器用な動物で、ストッカーの留め具つきの蓋も
爪ひっかけて開けるくらいだから、窓くらい開けてもおかしくない。
しかし、昨夜は「からから」のあとに「ちりちり」と鈴のような音が
遠ざかっていくのを聞いた…ような気がするのだ。
鈴のついたアナグマはいません。わたくしの知る限りでは。 

また来たな!と思ったので、じっと様子をうかがっていると、
窓の隙間から黒っぽい手がひょいひょいと出た。
何かきらりと光るものが見える。そして「ちりちり」と鈴の音。
間違いなく、猫ですね、これは。
暗いのと、ガラスが反射するので、色柄まではよく見えないけれど、
のびあがって身体をひねり、隙間からなんとか入ろうとしている感じ。
猫です。

さんちゃんが低くうなっている。
至近距離のわりには、さほど緊迫したうなり方ではないので、
相手は女の子か、おとなになっていない若い男の子の可能性が高い。
これまでわが家でサッシ開けができたのはオス猫ばかりだったけど、
お嬢さんでも、できる子はできるのかしら。

さあて、困ったぞ。
鈴ついてるなら飼い猫さんだ。
猫ドア未経験で、サッシ開けには慣れている子だ。
気まぐれのお散歩で遠出してきているだけならいいけれど、
完全に迷っているなら保護してやらねば。
しかし、保護しちゃって飼い主が見つからなかったらどうする。
とか考えているうちに、むこうは警戒したのか、あきらめたのか、
それ以上入ってはこないで、「ちりちり」と鈴の音と共に去っていった。

と、そういうわけなので、えーと、Tさん! これ見てますよね?
もしもご近所で行方不明になってる鈴つき猫さんがいたら、
その子かもしれないので、ご一報くださいませ。
(また来そうな予感するので…) 

 

本日の「いいね!」

白鳥のおかあさん

みんな乗れるかなー。
(心配な方はつづきもどうぞ)

 

コメント
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