いまいちばん美しいのはこれ。
ふわふわと黄金の羽のようだ。
「葉は羽状に対生するが羽状複葉ではない」そうで、
複葉と単葉の違いはけっこうわかりにくい。
この細い一枚一枚が独立した葉っぱということですね。
乾燥するとぱらぱらと散ってしまうためリースに向かないのが残念。
影も面白い。
「窓を開ける鈴つき猫」の正体を見てやろうと、
外にセンサーライトを仕掛けた。
モーションセンサー。つまり、動くものが近づくと感知して
自動で点灯する置き型ライトだ。
しかし、いっこうに窓は開かない。
12時になり、あきらめて寝ようかと、窓のほうを見たら、
ぽっとライトがついた。
かたんと猫ドアを押して、ためらいなく入ってきたのは真鈴ちゃん。
だが、そのうしろに、もう1匹いる。
真鈴以外の5匹は家の中にいるのを数分前に確認済みだ。
ということは…?
見るからにオス猫らしいでかい顔に、全身細かい縞の入った
黒トラ。中途半端に短い尻尾。
なあんだ、ジャッキー・タンじゃないか。
真鈴についてきたらしいが、真鈴がさっさと中に入ってしまったので
「あ…あの…」という感じでうろうろしている。
映画「ティファニーで朝食を」で、ホリーをアパートまで送ってきて
目の前でドアを閉められた中年紳士そのものである。
真鈴ちゃんは振り向きもせず、ゴハン皿に直行して
カリカリを食べている。
ライトのおかげで、ジャッキーを初めてじっくり見ることができた。
ぱっと連想したのは、昔人気のあった漫画のマイケルという猫だ。
マイケルは茶トラだったけど、顔だち雰囲気があんな感じ。
だいたいオス猫は、人間におねだりするときや、
女の子にアプローチするときはカワイイ顔をしている。
他のオス猫を見ると一変して凶悪な表情になる。
ちょうどさんちゃんもウラシマも寝ており、視界に入らないので、
ジャッキーのカワイイバージョンを見ることができた。
しかし、間近に見るジャッキーは首輪も鈴もつけていない。
この様子だと、たぶん窓の開け方も知らないだろう。
鈴猫はまた別にいるということですね。
よーし、今夜もライト仕掛けておこう。何がかかるかなっと。
(って、毎晩何やってるんですかねえ、この人は)
本日のウラシマ。
「ようし、ジャッキー、どっからでもかかってこい!」
(と言っても、いざというときに寝てる奴)
本日の「いいね!」
超特大オオサンショウウオのぬいぐるみ
え~~こんなのほんとに売ってるのか(笑)
愛称はやっぱり「さんちゃん」ですかねえ?