閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

グリンピースの季節

2020-05-16 11:43:31 | 日々

そら豆、グリンピース、スナップえんどう。今年は豊作。
家の裏の空き地だったところを、Mが耕して第二の畑にしたのだが、谷間のわりに意外と日あたりもいいし、冬の強い東風がさえぎられるためか、秋にまいた豆類がびっくりするほどよく育った。
しかし、この3種がごちゃまぜに植えられていて、それがドミノ倒しのようになっており、しかも畑の西側はすとんと崖なので、採るのがなかなかたいへんだ。収穫期になって「あー、もっとちゃんとしておけばよかったっ!」と思うのは毎年のことで、経験がちっとも活かされていない。
肥料をもらって勢いづいたニガイチゴやヨモギ、アメリカフウロ、それにカラスノエンドウなども1メートルくらいに巨大化して混ざっている。
そら豆の地面に近い実は、ナニモノカにだいぶ食い荒らされている。野ネズミか、ハクビシンだろうか。
グリンピースと、さやごと食べるスナップは、豆がある程度育ってくるまで見分けがつきにくい。
上の写真は、グリンピース。ひとつかみは今夜の豆ご飯に。残りはさっとゆでて冷凍庫へ。

クレマチス、白も咲きました。
そうか、2色寄せ植えの鉢をもらったんだった。
先日移植してきたものも、枯れることなく、細々とつるを伸ばしはじめた。
来年こそは、ちゃんとしたお庭ふうの支柱を立ててあげよう。
(咲いたばかりの花を見ながら、冬の剪定はどうする、なんて考えるのだから、ガーデナーは怖いね)

誰ですか、きみは。

 

あじさいの季節が近づいてくる。
一番手は黒姫さん。
黒というのは花の色ではなく、茎が黒っぽくなるから、らしい。
庭に植えた山あじさい系はみんな元気。

 

アサツキの花。
株分けしてばらばらに植え直すと咲くらしい。ということがわかった。でも観賞用にするほど確率は高くない。薬味としては、密生した細い葉のほうが使いやすい。

 

ヨモギ。
ヨモギといえば、草餅。春先に出たばかりの新芽を摘んでつくるイメージがあるけれど、実際に和菓子店などで業務用に使われるのは5月のヨモギだ。この頃になればかなり大きく育っていて、摘むのも楽だし、収量も多い。

庭の東側にダンプで土を入れてもらったとき、正体不明の植物の根が大量に混ざっているのを見て、ちらっと不安に感じていたところ、5月に入って、ぼちぼちといろんな草が出てきた。
中でも、ヨモギ。地面から1センチのぞいただけでもヨモギとわかる。これが、掘ってみると深いのなんのって。20センチも下に埋まった太い根っこから、白い茎が何本も何本も、まっすぐ地表めざして伸びているのを見て、うわぁ…と。
ヨモギは決して嫌いではないけれど、とにかく頑健でよくふえるから、まずはこれをなんとかしないと、お花を植えるどころではありません。
ヨモギ、ススキ、カラムシ、ドクダミ。とりあえずこの4種は根から掘る!と決めて、毎日スコップ片手にうろついている。
よく「草の根運動」などというけれど、横に広がるだけではない。深くてしぶとくて、切られても切られても負けずに出てくるのが草の根の凄いところだから、安易に使ってはいけない。


拾った羽。
長さ約40ミリ。かすかにブラウンの混じるシルバーグレイ。はっきりしたカーブがある。

 

光の加減で、ちらっとオリーブグリーンが見えたので、「アオバト」と自信を持って言った。
しかし、なぜか写真には色がうつらないし、そのあとどうしてもグリーンに見えないので、違うかもしれない。

 

クレーの海で、船に見立てて遊ぶ。

 

本日のコマティキ。

どうやったらこういう寝方ができるのかね。

 

どっちから見ても猫らしく見えない。

 

猫よりドライヤーに似てない?(笑)

 

 

本日の「いいね!」

Delicate Art Installations Made of Patiently Arranged Dandelions

タンポポの綿毛。見る側も思わず息をとめてしまいそう。
パリ拠点の植物アーティスト  Duy Anh Nhan Duc の作品。

おまけ。

美味しい焼きタコの作り方

いろいろと驚きだけど、最後はすごく美味しそうです。

コメント
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