桜はどっと散り始めたと思ったら…
あたりはたちまち新緑に。
まわりのお山はこんな感じです。
遅咲きの桜あり、花と見まがう新芽あり。
桜が散るころ、山椒の新芽が出て、そろそろかなあと思っていると、タケノコが出る。
昨日はタケノコご飯を炊いた。きょうはタケノコちらしにして、庭の椎茸とミツバも入れてみた。柔らかい姫皮は、新わかめと一緒に味噌汁に。
ここから、煮たり、焼いたり、炒めたり、揚げたり、とタケノコづくしになっていく。
先週は、ヨメナご飯を食べました。これも春に一度は食べないと落ち着かないもののひとつ。
このあたりには本物のヨメナがないので、いつもノコンギクで代用しているけれど、まったく問題ない(と思っている)。まだ展開する前の新芽だけを摘みとり、さっと色よく茹でて、細かく刻み、塩を混ぜておく。それを炊きたてのご飯に混ぜるだけ。きれいなみどりと、ふわっと菊の香り。
タビラコ(=春の七草の「ホトケノザ」)の若葉も、寒い七草の頃よりはるかに柔らかそうで美味しそうに見えるんだけど、どうかしら。などと、春のこの時期、うさぎみたいになっている閑猫。
<追記>
試してみた。タビラコもオニタビラコも、若い葉は苦みもなく、生で食べられる。しかし、特に風味も香りも何もないので、まあ食べなくてもいいかなあ(というぜいたくなうさぎなのだった・笑)
西洋タンポポから少し遅れて咲き始めた日本タンポポ。
ラベンダーも雑草っぽくなってきたね。
オニタビラコ。
タビラコよりはいくらか丈夫そうに見える…とはいえ、鬼というほどじゃないけれど。どうやら植物の世界には「鬼か、姫か」の区別しかないらしい。
ハルジオン。ややピンクの濃い個体。うしろの黄色はキツネノボタン。
ちなみに、同属のヒメジョオンは「姫」がつくけれど、そもそも「ジョオン」という名の植物はない。そして「ヒメシオン」という植物は別にあるというややこしさ。
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花壇の雑草(わざわざ植えたものではない、という意味)の、どれを抜いてどれを残すか、などとのんびり考えているうちに、どれもこれも、先をあらそってふえてきたので、あわてる。
今年はなぜかミツバの勢いがものすごく、ユキノシタを押しのけ、キャットニップを覆い隠し、山アジサイまでおびやかし始めたので、1時間ほどかかって大量に抜いた。しかし、すっかり大きな株になったミツバは根も深く、抜こうったって簡単に抜けやしません。
日本タンポポとハナニラ。
ハナニラの英名は「スプリングスター」(春の星)というそうです。
おいたをして閉じ込められた、のではありません。
出入り自由だよ。
お外でたくさん遊んだ子は、おうちでぐっすり。
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前にもシェアしたような気がしますが、どれ見ても楽しいので、再度。