閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

それでは

2010-12-13 10:11:36 | Q&A

「ご質問受付中」をUPしたのは昨日の夕方でしたが、
今朝までに早くも3件のメッセージをいただきました。
よかったー。

ということで、「絵本のつくりかた」とは分けて
「Q&A」のカテゴリーをあらたに作り、
ひとつずつ書かせていただくことにします。
先着順だったり、書きやすい順だったりしますが、ご了承ください。

ついでに、従来の「お問合せ窓口」も更新しました。
メッセージ機能が思ったより使いやすいことがわかったので、
今後はこれを窓口のメインにしていこうかなと思います。


さて、それでは。

◆みゆきさんからいただいたご質問です。

>この先、星とトランペットや木苺通信のような
>大人向け?のお話を書かれることはないのでしょうか?
>ぜひまた新しいものや続編などを読んでみたいです!


どうもありがとうございます。

書くことはひとりでできる作業なのですが、
本にして世の中に送り出すには、とても多くの人々の力が必要になります。
わたしは児童書の出版社しかよく知らない上に、
積極的な行動力が決定的に不足しているので、
大人向けの本を出すのはなかなか難しかったりします。
というより、子ども向けとも大人向けともつかないものを持っていって
困惑されるケースが一番多いかも…(笑)

今月末にできる予定の本は180ページ近い読み物ですが、
24の短編の連作というスタイルなので、
ちょっぴり風町・木苺世界に似ている、かもしれません。
新年早々の配本になりますので、またあらためてお知らせしますね。
印刷屋さん、製本屋さん、よろしくおねがいします。

 

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Q&Aについて

2010-12-12 17:24:04 | Q&A

カテゴリー「絵本のつくりかた」に書きかけた記事はたくさんあるのですが、
なかなかUPできないままになってしまいました。
おもな理由として、

こういう舞台裏的な話って、書くのはいいんだけど、
読む人には面白いんだろうか?
そんなこと知らなくてもいいよー、って思われるのでは?

という素朴な疑問が生じたためです。

聞かれもしないのにぺらぺらしゃべるのはみっともない。

という感覚が、わたしには子どものころから根強くありまして、
まあ、それだから講演とか一切お引き受けできないんですけど…

作品はそれ自体で完結しているべきもの。
「自作を語る」なんぞはすべて蛇足。

と日頃言ってるくせに、
ここでぺらぺらしゃべっているのは何なのか・・。

えーと、それでね。
「この本はどのようにして出来たのか知りたい!」とか
「実在のモデルはいるの?」とか
「この絵の画材は?」(←これはMの描いたものに限り)
などなど、どなたかにご質問リクエストをいただけましたら、
それについてお話ししましょう。
というのをやってみようかと思います。

絵本に限らず、出版物全般でどうぞ。
あ、つくりかた以外のご質問でもいいですよ。
左側のメニューの中にある「メッセージを送る」の文字を
クリックしていただくと、小さいメールフォームが出ますので、
件名を「質問」などにして、本文を書いて、送信してください。
お名前はハンドルネームでもOKです。
メールアドレスの入力は不要です。
期限は特にありません。この記事を削除するまで。
お待ちしています。

追記:
過去のご質問と回答は、カテゴリー「Q&A」
まとめてありますので、ごらんください。 

もうひとつ追記:
パソコンお持ちでない方で、メッセージ機能が使えない場合、
長文や添付画像などがある場合は、
「お問合せ窓口」から閑猫メールをご利用ください。

 

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冬のおでかけ

2010-12-08 23:16:16 | 日々

コンコン狐は生姜湯でおおかた祓えた模様。
おおかた、というのは、1ダースいたとしたら(いたのか?)
1尾か2尾は残っているかもしれない、という状態。
それくらいなら言い聞かせるなり丸めこむなりできそうなので、
今のうちにと街に出かける。

メインは風鈴丸さんの個展。
10年前から大好きでずっと見てきた木版画家さん。
木版というと墨っぽい日本民話的なイメージがあったが、
この方の作品に出会って大きく認識が変わった。
作品の多くに猫が登場する。
牛乳太郎という不思議な妖精たちも遊んでいる。
10回見ても必ず泣きそうになる絵が何点かあるので、
それをなるべくじっと見ないように気をつける。

日本で一番SF的な眺めの街で、ボタン10個と、歴史の本を1冊買う。
歩道に面したカフェに入ると、まもなくガラス窓の外で
クリスマスのイルミネーションに無数の灯がともった。
ああ綺麗だねえ、と呟きつつ、お茶とケーキで、まったり。
12月にしては暖かな宵。


翌日。墓参のため駅前からタクシーに乗ったのだが、
30分経過してもいっこうに行き着かない。
なんとなく変だなあと思いつつも口に出せないでいるうちに、
年配の運転手さんの様子がだんだんあやしくなり、
ついに「ちょっとすいません」とコンビニに道を聞きに行ってしまう。
あらまあ。
運転手という仕事は、道をよく知っている人でなければ
できないものと思っていたら、そうとは限らないらしい。
帰りはカーナビのいうとおりに走ってもらったら無事であった。
うちの車にはカーナビがついていないのだが、
なかなか便利なものだということが初めてわかった。
(それなら行きもナビ使ってくれればよかったんだよね…)

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「クッキー缶の街めぐり」

2010-12-05 14:01:05 | お知らせ(いろいろ)

『ひらけ!なんきんまめ』『ねこやのみいちゃん』で
素敵な絵を描いていただいた田中六大さんが、
漫画作品集を出版されました。

『クッキー缶の街めぐり』(青林工藝舎)
クッキー15コ詰め合わせ…みたいに短い漫画が15編入っています。
なんきんまめや、みいちゃんに出てくる、どこかで見たような街や
不思議な人たちの「もと」は、じつは全部ここにあるのでした。

帯の推薦文は、ますむらひろしさんです。
わたしが月刊MOEに「木苺通信」を連載していたのとほぼ同じ頃に
ますむらさんが「アタゴオル玉手箱」を連載されてまして、
えーと、当時、六大さんは小学生…でしたか?(笑)
その後、ますむらさんが選考委員だったコミックファンタジー大賞を
六大さんが受賞された、というようなつながりがありまして。
このごろ児童書でも次々とお仕事をされている六大さんですが、
やっぱり漫画が独特で面白~い。

アタゴオル風にいえば「フワラッとした」世界、かな。
だけど、さらさらした風はまっすぐには吹かないし、
うっすら甘い飲み物の底には必ずほろ苦さが残って、
それが妙にあとをひく感じ。
ご本人は「暗い」とおっしゃってるんだけど、
わたしにはなかなか居心地のよい「ほの暗さ」であり、
基本的にはのどかで楽天的な人たちしか出てこない。
そして、本の中でもわたしは方向音痴なので、
「えーと、あれはどこで見たんだったかなー」と何か探しても
全然みつからなくてうろうろぐるぐるしているのでした。

興味を持たれた方は、「アックス」77号の巻頭インタビューも
ぜひどうぞ。ちいちゃい頃のお写真が超可愛いです(笑)

アックス 第77号
特集:田中六大
青林工藝舎

 

クッキー缶の街めぐり
田中 六大
青林工藝舎
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なにか棲んでいる木

2010-12-03 11:35:39 | 日々

とある神社にて。
樹齢1000年とも言われる大クスノキ。
どう撮ってもほんの一部分しか入らないのでした。

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12月の海

2010-12-02 10:08:32 | 日々

…にしては風もなく暖か。
ゆるゆると、さらさらさらと、波。
真ん中にぽちっと見える岩の上には、
黒い海鳥が数羽でひなたぼっこしていました。

   鳥さんの足跡。カラスかな。

 

   サンド・ピープル@惑星タトゥイーン…ではな~い。

 

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猫の折り紙

2010-12-01 16:51:27 | 日々

閑猫堂の常連さまにはご存じの方も多いかと。
Pottering Catさんの猫スタンプです。
手に入れたら使ってみたくてしょうがないんですけど、
今のところ「書類在中」しか出番がない…

ので、こんなところにポンポンと押してみたり。

      

    

 

 

 

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