小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

ジャガイモの日光浴

2018年03月07日 06時11分26秒 | 家庭菜園

今年もジャガイモ栽培します。

サカタのタネさんから予約した種イモが届きました。

今回もシャドークイーン、新しくレッドムーンです。それと貯蔵して残り物のノーザンルビー、完全に食べ忘れていました。

皮に色がついているので堀残しが少ないです。

 

今回もマルチングした所に植え付けます。地温が上げやすく初期生育が早く手入れが簡単でした。一番手間がかかる草取りがないので楽、まずは深めに耕すために昨年通路だった所を耕耘、更に畝だった所も堆肥と肥料を撒きして全体に耕耘します。それから畝づくりマルチング、植え付け適期まで待ちます。

 

道具が鍬一本だった祖母は毎年通路を移動させながら作業を減らしていました。子供のころの家庭菜園は買い物が今程楽ではなかった時代の生きる知恵でした。定期市や近隣の農家さんのリヤカー売りがメイン、明治生まれの祖母が今のスーパーマーケットを見たら驚くと思います。

 

知人に多すぎる種芋を分けて思ったら以前にシャドークイーンはあげていたらしい。彼は兼業農家なので畑の敷地も広いので昨年栽培した棚下で芽が出ていたノーザンルビーを持ち帰ってもらって、植え付けできそうも無いジャガイモを減らしました。ラッキーです。ナス科の物は連作しにくいです。我が家の畑サイズでは狭いです。夏のナスを植え付ける場所を確保します。

園芸店時代には植え付ける場所もないので不良在庫になった野菜苗を配り収穫物を頂いていました。

「普通の無いの。」と聞かれましたが男爵は害虫が多かったことや花が普通なのでスーパーで買って食べると答えました。彼もシャドークイーンは茎から紫「近所のホームセンターでは販売されないので周りの畑主に聞かれる。」と話してました。

数年に一回種芋を更新し新しく取り寄せています。同世代の農家でも親世代が畑作業を辞めて初めて米以外の野菜栽培を始めたようです。

話の中で大規模生産ができるプロ農家さんなら契約栽培で設備投資や作付け計画で安定した暮らしができる時代になりつつあるようです。市場出荷主体の作付けが減る可能性が多くなると思っています。機械化から大規模農業、委託生産、安定供給には設備投資も必須。農業者人数が減っている時代集約化が出来るのは、ご先祖様からの土地に固執するのでは無く荒らすより貸農地も選択肢と考えなくてはなりません。畑のある地域は数台のトラクターで全体を整備してます。

 

帰り道のビニールハウスの小松菜、おばあちゃんが収穫の時だけ集まって作業しています。スピードと丁寧さきっと身についているのでしょう。手仕事の多く残る作物の今後はどうなるのかしら。

 自分も世間様のカテゴリーはおばあちゃんもう10歳若かったらもっと働けるは言い訳ですよね。要領良く手際よくで乗り切ります。

 

本日も最後までお付き合いいただき有難うございます。

 

コメント
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