今日はハーフマラソンで畑のあたりは渋滞になるかもしれないと昨日の夕方水やりに行きました。
昨年秋に蒔いたホウレンソウ、このところの暖かさでグンと育ってきました。
さあ、収穫です。
何して食べよう。キッシュがいいかしら。あー幸せ。
ネギの夏扇が発芽してました。種の中にどんな風に折りたたまれているのかしら。
新潟駅に徒歩で真っ直ぐに15分の立地でバラ屋を営んでいるので、勝手に企画書を作って来る人たちがやってきます。退屈しているので話を伺います。好立地の無駄使いと言われることも多いですが、自分たちと違う価値観の話は興味深いです。
若い不動産屋さんとの会話の中でマイゴールや幸福感の話になり今の暮らし方「畑をバラ園計画」の話になり定年後、健康に留意しながら一口美味しいものを食べ好きな趣味三昧の話をしました。
朝の味噌汁の具野菜が自家栽培
ノルマや背負うものが沢山ある世代でしょうから、自主定年し年金暮らしシンプルに暮らしている話はおとぎ話でしょう。親の頑張りを有難く受け継ぎ多くを望まないから出来るだけです。支えるために激務に明け暮れた日々が有ったからこそ今が楽しめます。
いつもの「小さい敷地で個人住宅を企画しないで。」のお願いをしました。伸びしろの無い新潟の個人消費の原因の一つは敷地が狭いからではないかしら。
畑に行くと話し相手を欲しがる老人に多勢出会います。介護施設が点在しているので家族に会いに行った帰りかも知れません。
畝づくり進んでます。
病院以外に予定もなく趣味も無ければ話し相手もお金を使わないといないです。個人商店が減り普通の会話の機会すらなくなってきているのかも知れないと寂しそうな背中を農作業の手を休め市街地に帰ったか見送ります。
鉢植えを置く場所すら無い暮らしは私には無理です。
裏庭に野菜や花を育てて楽しめたら健康寿命が延びるかも知れません。
ホタルイカにフキノトウは畑から
二人で楽しい家庭菜園だって花も嵐も越えての話です。「そだねー。」イエスよりノーの会話が増えないようにするフレーズで気に入ってます。「好立地の無駄遣い。」が込められているご提案に嫁いだ頃の駅裏を見せてあげたいです。ウシガエルが鳴き舗装されず靴が泥んこになるのがすごく嫌でした。税制次第で変化しなくてはいけない日まで現状維持したいと考えています。お茶を飲み干し、欲しがる名刺を渡し個人情報を丁寧に扱う話をし帰ってもらいました。選択して暮らしているのに無策に見えるのでしょうね。
自分にとっての定年という中間地点までの目標や幸福感を考え始めるキッカケになるかもしれません。豊かに見える日本と幸福感の低い日本。
「植物を育てて暮らしを豊かに。」
本日も最後までお付き合いいただき有難うございます。