クライストチャーチに住む娘が12月26日にダニーデンで結婚式を挙げる。クライストチャーチから車で5時間程南下した所で、人口12万人の都市だ。新郎の実家があるのでダニーデンに決めたらしいが、私達夫婦には課題が多い。お国柄の違いは現在学習中だが、喜びと戸惑いが交錯し複雑な思いを噛みしめている。
日本と季節が正反対なので、12月のニュージーランドは大混雑する。クリスマス休暇は1~2ケ月が常識の国だけに、披露宴に招くゲストとの日程調整を優先せざるを得ず、私達は否応なく従うしかなかった。日本とニュージーランド間の直行便は、エア・ニュージーランド社(JALは共同運行)だけなので、選択肢の幅がない。
旅程は、「成田⇒クライストチャーチ(1泊)⇒(地上移動)⇒ダニーデン(4泊)⇒オークランド(1泊)⇒成田」なので、3区間のフライトが必要でネット予約しようとしたら、日系の航空会社のシステムとは使い勝手が随分違っている。日本人が組むシステムは、「かゆい所に手が届く」ほど親切なつくりになっていると改めて感心した。
ルート・マップとタイムテーブルを見比べながら、何度かトライしてどうにか移動手段だけは確保出来た。一連の決済処理を終えた翌日、「Eチケットお客様控え」をメールに添付して送ってきたが、全て英語バージョンだ。しかも、制限事項や注意事項が小さい字で詳細に記述されており、チェックインから入出国まで全てこの「控え」で対応することになる。添乗員の苦労を味わうことになりそうだ。