「洞爺湖サミット」がスタートした昨日7日は、私の65歳の誕生日。今まで、年齢は単なる通過点と思っていたが、「65」という節目は、社会生活上の転換点であることを思い知らされる出来事が次々と起きている。
この1か月の間に社保庁や市役所、保険会社等から変更手続きの郵便物が10通近く送りつけられ、いささか辟易気味。そこへ追い打ちをかけたのが免許証の更新だった。
最近、視力減退の自覚症状はあったが、メガネ着用の「条件付き更新」に加えて、係りの女性から「シルバー・ドライビング・ドッグ」を勧められた。70才以上の「高齢者講習」とは異なり義務ではないが、自動車学校の先生が同乗実車指導と講義で安全診断を下すというので、その場で申し込んだ。
初心者がつける”若葉マーク”に対し、高齢者用を”もみじマーク”と呼ぶことを、私は迂闊にも、そのデザインから”涙マーク”だと信じ込んでいた。受講日の通知が届いたら、約40年ぶりに自動車学校を訪ね、安全運転の基礎を学び直し、涙を流さなくて済むようにしたいと「七夕飾り」に誓った。