JMB、AMCと言えば、「JALマイレージバンク」、「ANAマイレージクラブ」の略。旅行好きな人なら、この二つに会員登録するのは常識だが、もう一つ別の航空会社に登録するとメリットの幅が倍加する。
世界の航空会社は、①「スターアライアンス」②「スカイチーム」③「ワンワールド」の3つのグループにセグメントされている。ちなみに、ANAは①、JALは③に加盟している。各グループのどこかの会員になっておけば、どこを利用してもマイレージの特典を受けることができるという次第。
例えば、ルフトハンザ航空を利用してドイツに旅行する場合、ANAと同じ「スターアライアンス」メンバーなので、AMCカードを提示すればマイレージが加算される。また、エールフランスを利用する場合、JALのカードでマイレージが積算される。何も、ルフトハンザやエールフランスの会員にならなくても特典を受けることができる。
残す②の「スカイチーム」のどこの会員になるかは、自分がよく旅行する地域に飛んでいる航空会社を選ぶことである。私は、エールフランスとノースウエストの会員になっているが、NWはお勧めだ。その理由は、NWのワールドパークスは有効期間が無期限(JALやANAのマイル持ち越しは3年間)なこと。また、ANA/JALの国内線を利用した場合でも、ワールドパークスに搭乗券の半券をfax送信すると、「1フライト500マイル」を積算してもらえるのも魅力だ。
それぞれの系列に加盟している航空会社をチェックし、フリークェント・フライヤーズ・プログラムを活用する方法をマスターすれば、旅行の楽しみ方も違ってくる。