プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★老化との葛藤

2008-07-20 09:40:55 | 日記・エッセイ・コラム

 熱中症で倒れる人が例年以上に多いが、金沢も例外ではなく、とても外を走る気になれず、昨日は午前中にジムに逃げ込んだ。

 通常なら、午後3時頃にジムに出掛ける「入浴会員」だが、2か月振りに筋トレのフロアに足を踏み入れた。最近、疲れやすくなったのが気掛かりで、体成分測定を受けたら、不安が的中した。タンパク質不足と上半身の筋肉量(特に左半身)が落ちているとの判定で、「下半身は標準体、上半身が極端に劣る」ことが数値で証明された。

 トレーニング・メニューを作成するというインストラクターの提案に「単調な筋トレが苦手なので」と言葉を濁し断った。糖尿病の主治医は「十分な運動量」との判断だし、脳外科の医師には、頚椎にストレスがかかるので「運動を慎むように」指示されているとは言えなかった。

 適度な運動を持続するだけではパワーアップしないと自覚しつつも、過度の運動は「百害あって一利なし」と言い訳している自己矛盾に葛藤している。今の自分には到底、達成し得ない目標を掲げることも視野に入れつつ、相変わらず怠惰な生活に甘んじている。これが老化のスパイラルなのか。