「65歳リセット」をテーマに選んだ理由は、言わずと知れた政府の年齢差別に忠実に従おうとの意思表示だ。今後、5歳刻みで、中期・後期と段階を追って追い詰められる。そんな為政者の方針に放心気味だが、あきれてばかりは居られない。
時悠人とて例外ではないので、現実のポジションをしっかり見定めて、今後の生き方を見直さざるを得ないとの思いが強い。前2回の小ブログで述べたが、同年代の友人達がそれぞれの目標に向けて努力を惜しまないで頑張っている。彼らの姿勢が逡巡する私の背中を押した。
10年間続けてきたランニング人生に新たな目標として、”5カ年計画でウルトラマラソンに挑戦する”ことを決意した。現在の実力を冷静に分析すれば、不可能に近い夢に過ぎない。だが、人生はマラソンに似ているとは、陳腐だが言いえて妙でもあり、歩一歩、たゆまぬ努力を積む以外に克服出来ない点では、人生そのものだ。
ランニング用語辞典によると、「ウルトラマラソンとは、フルマラソンより長い距離を走ること」となっており、100㎞を走破することではない。ウルトラと言えば、「サロマ湖」が代名詞のように引き合いに出されるが、50と100㎞の二部構成のところがミソ。新たな目標に向かって前進あるのみだ。